全中陸上800㍍8位入賞を報告 豊橋南陽中の柴田君

　大阪府で行われた第46回全日本中学校陸上競技選手権大会（８月21日～24日）男子８００㍍に出場した豊橋市立南陽中学校３年の柴田侑君が11日、同市役所を訪れ、山西正泰教育長に８位入賞を報告した。
　大会は中学生の全国大会で、柴田君は初出場。８００㍍と１５００㍍に挑んだ。
　３年生になって記録が伸びていた８００㍍。全国では、自己ベストの１分57秒３で予選を通過し、準決勝も57秒台で走り、決勝進出を果たした。序盤は自分のペースで走れ、中盤、終盤はペースを崩したものの、２分00秒13の８位でゴールした。
　「入賞の目標を達成できたけど、表彰台にいきたかった思いはあります」と悔しさをにじませ、予選敗退の１５００㍍には「全国の舞台のすごさを感じることができ、いい経験になりました」と話す柴田君。今後は「愛知県の市町村駅伝大会に出場できるよう頑張りたい」と意欲を示した。　
　小柄ながら大きなスライドで、しなやな走りをする柴田君が全国の舞台でつかんだ入賞。山西教育長は「賞状を持って帰ってきてくれ、よく頑張った。これからも伸ばしていってほしい」と柴田君の活躍をたたえた。
（中村晋也）