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伊藤民謡会の金子さんが民謡全国大会へ

賞状を手に笑顔の金子さん㊨と伊藤家元=東愛知新聞社で
賞状を手に笑顔の金子さん㊨と伊藤家元=東愛知新聞社で

 伊藤民謡会(豊橋市、伊藤陽扇家元)会員で、同市内の豊栄教室に通う金子浩謡さん(72)=本名・金子亮、同市寺沢町=が今月、名古屋市で開かれた第41回「郷土民謡東海大会」銀寿の部Bに優勝。東海地区代表として10月、全国大会(さいたま文化センター)の晴れ舞台に立つ。伊藤家元とともに本社を訪れた金子さんは、「気が小さく“あがり症”ですが、平常心で歌いたい」と抱負を述べた。
 日本郷土民謡協会東海地区連合会が主催するコンクールで、銀寿の部B(70代前半)には今回、6民謡会から選ばれた計12人がのどを競った。うち金子さんは、和歌山県の民謡「紀の川舟歌」を、船頭歌らしくろうろうと熱唱。初めて優勝トロフィーを手にした。伊藤民謡会からは同じ部で、加藤都謡さん(72)=本名・加藤都、新城市長篠=が準優勝し、金子さんとともに全国行きを決めている。
 水道工事の会社員だったという金子さん。もともと詩吟を習っていたが、たまたま聴いた民謡に感動し、35年ほど前に伊藤民謡会の門をたたいた。「民謡を歌うとお酒がうまい」と言って笑う。自宅でも毎日声を張り上げている。
 「伊藤民謡会で一番いい声。人柄も良すぎるほどいいです」と、金子さんを絶賛する伊藤家元。「とにかく“前へ”という気持ちが大切。そういう気構えで歌えば(全国大会の)いいところに入れます」と励ました。
 なお今年の東海大会で、伊藤民謡会は団体の部で準優勝。男女54人が出演し、蒲郡市の「三谷の祭り唄」を、ポンポンや御幣を振りかざしながらにぎやかに歌い上げた。このほか金寿の部(80代)で小田幸謡(蒲郡市五井町)さんが3位、銀寿の部A(70代後半)でも金澤粋謡さん(豊橋市西高師町)が入賞した。
(藤田彰彦)

 伊藤民謡会(豊橋市、伊藤陽扇家元)会員で、同市内の豊栄教室に通う金子浩謡さん(72)=本名・金子亮、同市寺沢町=が今月、名古屋市で開かれた第41回「郷土民謡東海大会」銀寿の部Bに優勝。東海地区代表として10月、全国大会(さいたま文化センター)の晴れ舞台に立つ。伊藤家元とともに本社を訪れた金子さんは、「気が小さく“あがり症”ですが、平常心で歌いたい」と抱負を述べた。
 日本郷土民謡協会東海地区連合会が主催するコンクールで、銀寿の部B(70代前半)には今回、6民謡会から選ばれた計12人がのどを競った。うち金子さんは、和歌山県の民謡「紀の川舟歌」を、船頭歌らしくろうろうと熱唱。初めて優勝トロフィーを手にした。伊藤民謡会からは同じ部で、加藤都謡さん(72)=本名・加藤都、新城市長篠=が準優勝し、金子さんとともに全国行きを決めている。
 水道工事の会社員だったという金子さん。もともと詩吟を習っていたが、たまたま聴いた民謡に感動し、35年ほど前に伊藤民謡会の門をたたいた。「民謡を歌うとお酒がうまい」と言って笑う。自宅でも毎日声を張り上げている。
 「伊藤民謡会で一番いい声。人柄も良すぎるほどいいです」と、金子さんを絶賛する伊藤家元。「とにかく“前へ”という気持ちが大切。そういう気構えで歌えば(全国大会の)いいところに入れます」と励ました。
 なお今年の東海大会で、伊藤民謡会は団体の部で準優勝。男女54人が出演し、蒲郡市の「三谷の祭り唄」を、ポンポンや御幣を振りかざしながらにぎやかに歌い上げた。このほか金寿の部(80代)で小田幸謡(蒲郡市五井町)さんが3位、銀寿の部A(70代後半)でも金澤粋謡さん(豊橋市西高師町)が入賞した。
(藤田彰彦)

賞状を手に笑顔の金子さん㊨と伊藤家元=東愛知新聞社で
賞状を手に笑顔の金子さん㊨と伊藤家元=東愛知新聞社で

カテゴリー:芸能・文化

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