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来年4月に相撲春巡業で蒲郡へ

玉の海の勇姿を入れたポスターを手にする尾崎さん㊨と立田川親方㊥、稲葉正吉市長=蒲郡市役所で
玉の海の勇姿を入れたポスターを手にする尾崎さん㊨と立田川親方㊥、稲葉正吉市長=蒲郡市役所で

 日本相撲協会の春巡業として大相撲蒲郡場所が2020(令和2)年4月5日に蒲郡市民体育センターで開かれることになった。同市出身で第51代横綱玉の海関横綱昇進50周年追善興行として式典も計画する。
 同市出身で日本体育大学時代まで相撲に取り組んでいた不動産業の尾崎剛さん(43)が「古里の蒲郡の子どもたちに大相撲を見て欲しい」と実行委員会を組織して招致。玉の海を輩出した蒲郡で、来年が昇進50年の節目でもあることから春巡業として行われる。
 横綱玉の海は1970(昭和45)年の3月場所で横綱昇進。北の富士と一時代を築いた。翌年10月にわずか27歳という若さで亡くなった。
 30日には同市役所に実行委員長の尾崎さんと相撲協会巡業部の立田川親方(元小結豊真将)が訪れて会見した。
 当日は力士や相撲関係者ら総勢280人が訪れ、取組のほか禁じ手を実演する「初切(しょっきり)」、力士が歌う「相撲甚句」などを披露する。玉の海の追善式典は土俵下に焼香台を設けて行う。
 「大相撲の醍醐(だいご)味を身近に感じてもらえるようにしたい」と尾崎さんは語った。
 立田川親方は「追善式典を行う巡業は珍しい。取組などを身近に見てもらい、力士になりたい人を増やしたい」と話した。
 観戦チケットなどは来年1月から販売する予定という。
(安藤聡)

 日本相撲協会の春巡業として大相撲蒲郡場所が2020(令和2)年4月5日に蒲郡市民体育センターで開かれることになった。同市出身で第51代横綱玉の海関横綱昇進50周年追善興行として式典も計画する。
 同市出身で日本体育大学時代まで相撲に取り組んでいた不動産業の尾崎剛さん(43)が「古里の蒲郡の子どもたちに大相撲を見て欲しい」と実行委員会を組織して招致。玉の海を輩出した蒲郡で、来年が昇進50年の節目でもあることから春巡業として行われる。
 横綱玉の海は1970(昭和45)年の3月場所で横綱昇進。北の富士と一時代を築いた。翌年10月にわずか27歳という若さで亡くなった。
 30日には同市役所に実行委員長の尾崎さんと相撲協会巡業部の立田川親方(元小結豊真将)が訪れて会見した。
 当日は力士や相撲関係者ら総勢280人が訪れ、取組のほか禁じ手を実演する「初切(しょっきり)」、力士が歌う「相撲甚句」などを披露する。玉の海の追善式典は土俵下に焼香台を設けて行う。
 「大相撲の醍醐(だいご)味を身近に感じてもらえるようにしたい」と尾崎さんは語った。
 立田川親方は「追善式典を行う巡業は珍しい。取組などを身近に見てもらい、力士になりたい人を増やしたい」と話した。
 観戦チケットなどは来年1月から販売する予定という。
(安藤聡)

玉の海の勇姿を入れたポスターを手にする尾崎さん㊨と立田川親方㊥、稲葉正吉市長=蒲郡市役所で
玉の海の勇姿を入れたポスターを手にする尾崎さん㊨と立田川親方㊥、稲葉正吉市長=蒲郡市役所で

カテゴリー:社会・経済

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