2019年11月15日(金)  /  本日の予報  晴れ  /  最高  17℃   最低  8℃  /  日の出  06:23   日の入  16:45
文字の大きさ
バナー広告募集中
2019年11月15日(金)  /  本日の予報  晴れ  /  最高  17℃   最低  8℃  /  日の出  06:23   日の入  16:45

豊川市長選を振り返る

宮川委員長から当選証書を渡される竹本氏㊨=豊川市役所で
宮川委員長から当選証書を渡される竹本氏㊨=豊川市役所で

投票率は史上最低を更新

 豊川市長選は無所属新人で前副市長の竹本幸夫氏(65)が勝利し、人口約18万6000人都市の新たな舵(かじ)取り役に就くことになった。投票率は史上最低を更新する33・00%。市民の関心が薄い中でも、八幡地区のまちづくりを核とする人口増加策が支持を得た。

 当日有権者数14万8637人のうち、実際に投票所に出向いたのは4万9051人。有効得票数は4万8408票だった。市は旧宝飯郡4町の期日前投票所の開所時間を拡大し、7日は絶好の好天に恵まれたが、課題だった投票率の向上にはつながらなかった。
 市内に47の投票所が設けられ、投票区別では旧豊川市地区がおおむね30%台前半。旧宝飯郡では音羽の2地区で市内最高の41%を記録し、一宮でも2地区で40%以上だったが、御津と小坂井では20%台後半と低い投票区が目立った。過去最低だった4年前の前回市長選の37・24%を、さらに4・24ポイント下回る結果となった。
 竹本氏は自公や連合愛知、共産以外の市議全員の支持を得て、JAひまわりや豊川商工会議所、三師会、さらには近隣市町村の首長らの応援も受ける盤石な支持基盤で勝利を収めた。新市長になることで、賛否両論が渦巻く八幡地区へのイオンモール進出や新文化会館の整備などを本格的に進めることになる。子育て支援や豊川公園の再開発、公設民営化する方針のプリオなどの諸問題に取り組んでいく。
 一方、対抗馬で共産推薦の中村優子氏(71)は出馬の表明が竹本氏の約1カ月後と出遅れ、苦戦した感は否めない。それでも前回の得票数をやや上回る1万2788票を獲得したことは、自身が掲げた市プール存続や新文化会館の見直しなどに少なからず市民の関心があったことを証明した。
 中村氏は「前回よりも手ごたえがあった」とした上で、今後も市プールや旧宝飯郡の文化会館の存続に向けた活動を続けていく意向を明かした。

竹本氏に当選証書

 投開票から一夜明けた7日、豊川市役所で竹本氏への当選証書の付与式が行われた。市選挙管理委員会の宮川千弘委員長は、今月20日から4年間にわたって市長を務める竹本氏に「健康に留意して、豊富な経験を生かし、市民の生活向上のために尽力してほしい」と激励した。
 「普段からあまり寝ない」という竹本氏は、この日未明に帰宅後、一人で祝杯を挙げて休んだ後、午前6時すぎに起床。自宅前で朝の一服をしていると、近所の人たちから祝福の言葉をかけられた。「庁舎に来て、これから行政の仕事をしていくんだと気が引き締まりました」。早速、所信表明演説を行う12月議会に向けて、選挙戦で掲げた公約の実現へ取り組んでいく。
 支持者らの協力を得て、自身への支持とは別に市民に投票を呼び掛ける街宣車も動員したが、投票率は33%と落ち込んだ。竹本氏は春の市議選も低投票率だったことも踏まえ「市民に身近な選挙は向上させる必要がある。選挙自体の広報やPRにも取り組んでいきたい」と話した。
(由本裕貴)

投票率は史上最低を更新

 豊川市長選は無所属新人で前副市長の竹本幸夫氏(65)が勝利し、人口約18万6000人都市の新たな舵(かじ)取り役に就くことになった。投票率は史上最低を更新する33・00%。市民の関心が薄い中でも、八幡地区のまちづくりを核とする人口増加策が支持を得た。

 当日有権者数14万8637人のうち、実際に投票所に出向いたのは4万9051人。有効得票数は4万8408票だった。市は旧宝飯郡4町の期日前投票所の開所時間を拡大し、7日は絶好の好天に恵まれたが、課題だった投票率の向上にはつながらなかった。
 市内に47の投票所が設けられ、投票区別では旧豊川市地区がおおむね30%台前半。旧宝飯郡では音羽の2地区で市内最高の41%を記録し、一宮でも2地区で40%以上だったが、御津と小坂井では20%台後半と低い投票区が目立った。過去最低だった4年前の前回市長選の37・24%を、さらに4・24ポイント下回る結果となった。
 竹本氏は自公や連合愛知、共産以外の市議全員の支持を得て、JAひまわりや豊川商工会議所、三師会、さらには近隣市町村の首長らの応援も受ける盤石な支持基盤で勝利を収めた。新市長になることで、賛否両論が渦巻く八幡地区へのイオンモール進出や新文化会館の整備などを本格的に進めることになる。子育て支援や豊川公園の再開発、公設民営化する方針のプリオなどの諸問題に取り組んでいく。
 一方、対抗馬で共産推薦の中村優子氏(71)は出馬の表明が竹本氏の約1カ月後と出遅れ、苦戦した感は否めない。それでも前回の得票数をやや上回る1万2788票を獲得したことは、自身が掲げた市プール存続や新文化会館の見直しなどに少なからず市民の関心があったことを証明した。
 中村氏は「前回よりも手ごたえがあった」とした上で、今後も市プールや旧宝飯郡の文化会館の存続に向けた活動を続けていく意向を明かした。

竹本氏に当選証書

 投開票から一夜明けた7日、豊川市役所で竹本氏への当選証書の付与式が行われた。市選挙管理委員会の宮川千弘委員長は、今月20日から4年間にわたって市長を務める竹本氏に「健康に留意して、豊富な経験を生かし、市民の生活向上のために尽力してほしい」と激励した。
 「普段からあまり寝ない」という竹本氏は、この日未明に帰宅後、一人で祝杯を挙げて休んだ後、午前6時すぎに起床。自宅前で朝の一服をしていると、近所の人たちから祝福の言葉をかけられた。「庁舎に来て、これから行政の仕事をしていくんだと気が引き締まりました」。早速、所信表明演説を行う12月議会に向けて、選挙戦で掲げた公約の実現へ取り組んでいく。
 支持者らの協力を得て、自身への支持とは別に市民に投票を呼び掛ける街宣車も動員したが、投票率は33%と落ち込んだ。竹本氏は春の市議選も低投票率だったことも踏まえ「市民に身近な選挙は向上させる必要がある。選挙自体の広報やPRにも取り組んでいきたい」と話した。
(由本裕貴)

宮川委員長から当選証書を渡される竹本氏㊨=豊川市役所で
宮川委員長から当選証書を渡される竹本氏㊨=豊川市役所で

カテゴリー:政治・行政

 PR

PR