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南三陸町が豊川市へ感謝状など贈る 大震災復興に貢献

佐藤町長㊨から感謝状を贈られた山脇市長(市提供)
佐藤町長㊨から感謝状を贈られた山脇市長(市提供)

 東日本大震災の被災地で、宮城県南三陸町から豊川市に感謝状が贈られた。南三陸町の佐藤仁町長らが市役所を訪れ、山脇実市長に感謝状と記念品を贈った。
 震災後、豊川市は南三陸町に東三河震災復旧支援会議として職員20人を派遣。その後、現在に至るまで毎年1人を継続的に派遣しており、これまで10人が復興支援の一環で業務にあたった。
 佐藤町長は商店街や町役場が高台に再建でき、復興計画の目標が達成できる見込みであることなどを紹介しつつ「復興予算による数多くの事業が実施できたのは、豊川市をはじめとする各自治体の支援のおかげ」と感謝。南三陸スギで作られた「感謝」という文字が彫られた盾を贈った。
 山脇市長は「引き続き速やかに復興が進むよう願いたい」と話した。
 太平洋に面する南三陸町では2011(平成23)年3月11日の震災による大津波で800人以上もの町民が死亡・行方不明となり、住宅や商店、工場など7割近くの建物が流出する壊滅的な被害を受けたが、住宅や公共施設の再建に加え、生業の再生や各種インフラ整備が計画通りに進み、目標としていた復興計画10年以内に全復興事業を完遂できる見通しとなっている。
(由本裕貴)

 東日本大震災の被災地で、宮城県南三陸町から豊川市に感謝状が贈られた。南三陸町の佐藤仁町長らが市役所を訪れ、山脇実市長に感謝状と記念品を贈った。
 震災後、豊川市は南三陸町に東三河震災復旧支援会議として職員20人を派遣。その後、現在に至るまで毎年1人を継続的に派遣しており、これまで10人が復興支援の一環で業務にあたった。
 佐藤町長は商店街や町役場が高台に再建でき、復興計画の目標が達成できる見込みであることなどを紹介しつつ「復興予算による数多くの事業が実施できたのは、豊川市をはじめとする各自治体の支援のおかげ」と感謝。南三陸スギで作られた「感謝」という文字が彫られた盾を贈った。
 山脇市長は「引き続き速やかに復興が進むよう願いたい」と話した。
 太平洋に面する南三陸町では2011(平成23)年3月11日の震災による大津波で800人以上もの町民が死亡・行方不明となり、住宅や商店、工場など7割近くの建物が流出する壊滅的な被害を受けたが、住宅や公共施設の再建に加え、生業の再生や各種インフラ整備が計画通りに進み、目標としていた復興計画10年以内に全復興事業を完遂できる見通しとなっている。
(由本裕貴)

佐藤町長㊨から感謝状を贈られた山脇市長(市提供)
佐藤町長㊨から感謝状を贈られた山脇市長(市提供)

カテゴリー:社会・経済

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