キッチンカーで東三河グルメ販売

　東三河の特産品を使ったグルメをキッチンカー事業者らが開発し、豊橋市東七根町の道の駅とよはしで販売会を行った。16日には、豊川市一宮町の砥鹿神社である「とが楽市」でも売り、食べられる。
　飲食店や食品店、移動販売車などからなる「しかファミリー」が、特産品の消費拡大や販路拡大を目指す東三河県庁と協力。２日にコラボメニューを道の駅とよはしで初披露した。
　この日は、「ちくわラー油」(ヤマサちくわ)を使ったナスユッケバーガーや、「魚醤　深輝」（まんてん．）のソースがかかるローストビーフ丼など７品がキッチンカーに並び、秋空の下で家族連れらが堪能していた。
　このうち、煮込み料理「ｈｏｐｐｅｔａ」が提供したのは、無農薬の豊橋紅茶（ごとう製茶）の爽やかな甘みと渋味をプラスした「豚肩ロース肉の豊橋紅茶煮」と、昔ながらの圧搾法で搾った田原産のなたね油の中でゆっくり調理した鶏もも肉のコンフィ。午後１時を前に早くも完売する盛況ぶりだった。
　16日は午前10時～午後３時、10品を販売する予定。
(飯塚雪)