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豊橋まつり 最終日もにぎわう

息の合ったダンスを披露する舞らん行列参加者ら=萱町通りで
息の合ったダンスを披露する舞らん行列参加者ら=萱町通りで
正裕さんの指揮で演奏する生徒たち=豊橋球場で
正裕さんの指揮で演奏する生徒たち=豊橋球場で
山口さんをかわし、ドリブルシュートを放つ小学生=豊橋市陸上競技橋で
山口さんをかわし、ドリブルシュートを放つ小学生=豊橋市陸上競技橋で

 豊橋市の市民まつり「第65回ええじゃないか豊橋まつり」(同まつり振興会主催)は最終日の20日、中心街の萱町通りなどでパフォーマンスを見せる「ええじゃないか舞らん行列」が行われ、豊橋球場でのフィナーレへとつないだ。この日は天気も回復、各会場は家族連れ、若者らでにぎわい、人出は約42万人(主催者発表)。2日間で約68万人となった。

 華麗なダンス「舞らん行列」

 最終日のメインイベント「ええじゃないか舞らん行列」は市内外から約50団体、3000人が参加。主会場となった萱町通りをダンスしながら歩き、沿道に詰めかけた家族連れやカメラマンらが声援を送った。
 青空の下、そろいの衣装を着た子どもたちのかわいらしい踊りや、気合みなぎるよさこい、地元の神輿(みこし)の練り歩きなど、各団体が熱の入った演舞を披露。出演した市立前芝小学校4年の布藤みらいさん(10)は「みんなと笑顔で踊れて楽しかった。体調は万全ではなかったけれど、沿道の人が笑ってくれて元気が出ました」と話した。
 舞らん行列は、最終日の日中に広小路通りで行われていたパレードとカーニバルを融合させた催し「パレカ」を改革。終了後、参加者は松葉公園から魚町通りなどを歩き、フィナーレ会場となる豊橋球場へ。「総おどりファイナル」に合流し、最後まで踊り尽くした。
(飯塚雪)

 古関さんが指揮 高校生らの吹奏楽

 豊橋公園内の豊橋球場のステージでは、「ド~ンとまるごと吹奏楽」と題し、高校生らの吹奏楽コンサートが開催された

 オープニング合同演奏では、NHKで来春放送が始まる連続テレビ小説「エール」のモデル、作曲家の古関裕而さん(1909~1989年)と豊橋出身の妻・金子(きんこ)さん(1912~1980年)の長男・正裕さんが指揮を執った。
 金子さんの母校・豊橋東をはじめ、豊橋中央、豊橋西、豊橋商業、豊橋南の5校、約300人が出演。生涯約5000曲を制作したという古関さんの代表曲の一つ、全国高校野球選手権大会歌「栄冠は君に輝く」を奏でた。
 ステージ前には多くの人が集まり、演奏後、正裕さんは「300人の指揮を執るのは初めて、幸せです。すてきな機会を与えてくださり、ありがとうございます」と感謝した。
 生徒らは「ええじゃないか2010」など2曲も合同で演奏した。
(中村晋也)

五輪とパラ競技体験イベント

 20日も五輪・パラリンピック競技体験イベント「東京2020Let’s55-レッツゴーゴー」が、市こども未来館ここにこ、豊橋公園内の市陸上競技場で行われた。
 陸上競技場では、サッカーやスナッグゴルフ、陸上の体験が用意された。競技にちなんだ問題で面積や体積、速さなどを求め、競技と算数に理解を深める「算数ドリル」体験もあり、子どもたちがチャレンジしていた。
 サッカーの算数ドリルや指導の教室も、元日本代表の山口素弘さん、元名古屋グランパスエイトの選手で同チームスクールコーチを務める滝澤邦彦さんを迎えて行われた。
 教室では、小学生らがドリブルシュートを2人から学んだ。「ボールは足元に」「強いシュートを打つには立ち足をしっかり」「蹴りやすいところにボールを」などと助言を受け、ドリブルしながらコーンをかわしてシュートを放つ練習を繰り返した。
 豊橋市の小学3年・伊藤勇成君は「シュートする時、軸足を踏み込むことを学びました」と話していた。
 体験は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が主催し、大会を支える野村ホールディングスが共催した。
(中村晋也)

 豊橋市の市民まつり「第65回ええじゃないか豊橋まつり」(同まつり振興会主催)は最終日の20日、中心街の萱町通りなどでパフォーマンスを見せる「ええじゃないか舞らん行列」が行われ、豊橋球場でのフィナーレへとつないだ。この日は天気も回復、各会場は家族連れ、若者らでにぎわい、人出は約42万人(主催者発表)。2日間で約68万人となった。

 華麗なダンス「舞らん行列」

 最終日のメインイベント「ええじゃないか舞らん行列」は市内外から約50団体、3000人が参加。主会場となった萱町通りをダンスしながら歩き、沿道に詰めかけた家族連れやカメラマンらが声援を送った。
 青空の下、そろいの衣装を着た子どもたちのかわいらしい踊りや、気合みなぎるよさこい、地元の神輿(みこし)の練り歩きなど、各団体が熱の入った演舞を披露。出演した市立前芝小学校4年の布藤みらいさん(10)は「みんなと笑顔で踊れて楽しかった。体調は万全ではなかったけれど、沿道の人が笑ってくれて元気が出ました」と話した。
 舞らん行列は、最終日の日中に広小路通りで行われていたパレードとカーニバルを融合させた催し「パレカ」を改革。終了後、参加者は松葉公園から魚町通りなどを歩き、フィナーレ会場となる豊橋球場へ。「総おどりファイナル」に合流し、最後まで踊り尽くした。
(飯塚雪)

 古関さんが指揮 高校生らの吹奏楽

 豊橋公園内の豊橋球場のステージでは、「ド~ンとまるごと吹奏楽」と題し、高校生らの吹奏楽コンサートが開催された

 オープニング合同演奏では、NHKで来春放送が始まる連続テレビ小説「エール」のモデル、作曲家の古関裕而さん(1909~1989年)と豊橋出身の妻・金子(きんこ)さん(1912~1980年)の長男・正裕さんが指揮を執った。
 金子さんの母校・豊橋東をはじめ、豊橋中央、豊橋西、豊橋商業、豊橋南の5校、約300人が出演。生涯約5000曲を制作したという古関さんの代表曲の一つ、全国高校野球選手権大会歌「栄冠は君に輝く」を奏でた。
 ステージ前には多くの人が集まり、演奏後、正裕さんは「300人の指揮を執るのは初めて、幸せです。すてきな機会を与えてくださり、ありがとうございます」と感謝した。
 生徒らは「ええじゃないか2010」など2曲も合同で演奏した。
(中村晋也)

五輪とパラ競技体験イベント

 20日も五輪・パラリンピック競技体験イベント「東京2020Let’s55-レッツゴーゴー」が、市こども未来館ここにこ、豊橋公園内の市陸上競技場で行われた。
 陸上競技場では、サッカーやスナッグゴルフ、陸上の体験が用意された。競技にちなんだ問題で面積や体積、速さなどを求め、競技と算数に理解を深める「算数ドリル」体験もあり、子どもたちがチャレンジしていた。
 サッカーの算数ドリルや指導の教室も、元日本代表の山口素弘さん、元名古屋グランパスエイトの選手で同チームスクールコーチを務める滝澤邦彦さんを迎えて行われた。
 教室では、小学生らがドリブルシュートを2人から学んだ。「ボールは足元に」「強いシュートを打つには立ち足をしっかり」「蹴りやすいところにボールを」などと助言を受け、ドリブルしながらコーンをかわしてシュートを放つ練習を繰り返した。
 豊橋市の小学3年・伊藤勇成君は「シュートする時、軸足を踏み込むことを学びました」と話していた。
 体験は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が主催し、大会を支える野村ホールディングスが共催した。
(中村晋也)

息の合ったダンスを披露する舞らん行列参加者ら=萱町通りで
息の合ったダンスを披露する舞らん行列参加者ら=萱町通りで
正裕さんの指揮で演奏する生徒たち=豊橋球場で
正裕さんの指揮で演奏する生徒たち=豊橋球場で
山口さんをかわし、ドリブルシュートを放つ小学生=豊橋市陸上競技橋で
山口さんをかわし、ドリブルシュートを放つ小学生=豊橋市陸上競技橋で

カテゴリー:社会・経済

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