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豊橋「三河酉の市」 今年から12月最初の金・土曜日に変更

酉の市の新たな歴史をスタートさせると意気込む奉賛会の役員ら=西光寺で
酉の市の新たな歴史をスタートさせると意気込む奉賛会の役員ら=西光寺で

 豊橋市大手町の西光寺で、毎年11月の旧暦の酉の日に行われてきた「三河酉の市」の日程が、今年から12月の最初の金・土曜日に変更され、今冬は12月6、7日に行われる。
 これまでは開催日や曜日、回数が年によって変わるため、参拝客がお参りの機会を逃すことがあったほか、祭りを支える奉賛会も高齢化が進んでおり、準備、片付けをその都度行わなければならないことが負担になってきていた。
 これを解消するために開催日を分かりやすくし、連続する2日間で行うことにした。また酉の市は東京の有名なものは、11月の酉の日に行われているが、本来は年末に行う祭りであることから、時期も11月から12月に変更した。東京以外では12月に酉の市を開催する地域も多いという。
 酉の市に向けた全体会議がこのほど同寺で開かれ、新しい奉賛会長に山安食料品店社長の山田安郎氏を選任。山田氏は「酉の市の日程が変わり新たな歴史がスタートする。これまで以上に盛り上げていきたい」と意気込みを語った。
 同寺の小原泰明副住職は「酉の市も世の中の動きに合わせて変化していかなければいけない。過去から学び、新しい知恵を入れて昇華させていきたい」と話す。
 酉の市は、熊手などの縁起物を買って来年の幸運を願う年末の風物詩。西光寺の酉の市は三河唯一で今年で110周年を迎える。今年は記念の御朱印を用意、両日とも限定110枚発行する。問い合わせは同寺(0532・52・4203)へ。
(竹下貴信)

 豊橋市大手町の西光寺で、毎年11月の旧暦の酉の日に行われてきた「三河酉の市」の日程が、今年から12月の最初の金・土曜日に変更され、今冬は12月6、7日に行われる。
 これまでは開催日や曜日、回数が年によって変わるため、参拝客がお参りの機会を逃すことがあったほか、祭りを支える奉賛会も高齢化が進んでおり、準備、片付けをその都度行わなければならないことが負担になってきていた。
 これを解消するために開催日を分かりやすくし、連続する2日間で行うことにした。また酉の市は東京の有名なものは、11月の酉の日に行われているが、本来は年末に行う祭りであることから、時期も11月から12月に変更した。東京以外では12月に酉の市を開催する地域も多いという。
 酉の市に向けた全体会議がこのほど同寺で開かれ、新しい奉賛会長に山安食料品店社長の山田安郎氏を選任。山田氏は「酉の市の日程が変わり新たな歴史がスタートする。これまで以上に盛り上げていきたい」と意気込みを語った。
 同寺の小原泰明副住職は「酉の市も世の中の動きに合わせて変化していかなければいけない。過去から学び、新しい知恵を入れて昇華させていきたい」と話す。
 酉の市は、熊手などの縁起物を買って来年の幸運を願う年末の風物詩。西光寺の酉の市は三河唯一で今年で110周年を迎える。今年は記念の御朱印を用意、両日とも限定110枚発行する。問い合わせは同寺(0532・52・4203)へ。
(竹下貴信)

酉の市の新たな歴史をスタートさせると意気込む奉賛会の役員ら=西光寺で
酉の市の新たな歴史をスタートさせると意気込む奉賛会の役員ら=西光寺で

カテゴリー:社会・経済

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