田原の渥美農業高 オランダの生徒と交流
田原市の県立渥美農業高校にオランダの姉妹校ウェラントカレッジ(WEC)から生徒と教諭が訪れ、農高の生徒ら交流を深めている。2日まで滞在する。
両校は1997(平成9)年に姉妹校協定を調印。以来、農高は生徒らが毎年6月にオランダを訪れている。一方、WECは2011年の派遣を最後に経済的な事情で生徒らの来日を中断しており、今年、8年ぶりの相互交流が実現した。
WECは園芸や動物関係、インテリアデザインなどを学ぶ生徒が通い、訪問した生徒は15~17歳の男女11人。10月28日に田原市へ到着し、今年、昨年にオランダを訪れた農高の2、3年生宅にホームステイしながら学校生活を体験したり、市外の企業、施設を訪れたりしている。
30日には、華道や書道を体験したほか、昼食後はホームステイ先の生徒とペアでデザートのフルーツ白玉を作り、味わった。
今回の訪問では、生物多様性、文化の違いを学ぶことを主眼とし、滞在中、新城市の鳳来寺山自然科学博物館、オランダでは珍しいダムも見学した。
女性のデニスさんは、田原市について「私の好きな雰囲気のまち」と話し、農高3年の片桐暁斗さんは「1年半ぶりの再会で、日にちを重ねるごと、お互いの考えていることが分かるようになってきました」と話し、友情を育んでいた。
(中村晋也)
田原市の県立渥美農業高校にオランダの姉妹校ウェラントカレッジ(WEC)から生徒と教諭が訪れ、農高の生徒ら交流を深めている。2日まで滞在する。
両校は1997(平成9)年に姉妹校協定を調印。以来、農高は生徒らが毎年6月にオランダを訪れている。一方、WECは2011年の派遣を最後に経済的な事情で生徒らの来日を中断しており、今年、8年ぶりの相互交流が実現した。
WECは園芸や動物関係、インテリアデザインなどを学ぶ生徒が通い、訪問した生徒は15~17歳の男女11人。10月28日に田原市へ到着し、今年、昨年にオランダを訪れた農高の2、3年生宅にホームステイしながら学校生活を体験したり、市外の企業、施設を訪れたりしている。
30日には、華道や書道を体験したほか、昼食後はホームステイ先の生徒とペアでデザートのフルーツ白玉を作り、味わった。
今回の訪問では、生物多様性、文化の違いを学ぶことを主眼とし、滞在中、新城市の鳳来寺山自然科学博物館、オランダでは珍しいダムも見学した。
女性のデニスさんは、田原市について「私の好きな雰囲気のまち」と話し、農高3年の片桐暁斗さんは「1年半ぶりの再会で、日にちを重ねるごと、お互いの考えていることが分かるようになってきました」と話し、友情を育んでいた。
(中村晋也)