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小坂井地域交流会館の機能配置固まる

市がイメージ図として示す小坂井地域交流会館の吹き抜け共用部(豊川市提供)
市がイメージ図として示す小坂井地域交流会館の吹き抜け共用部(豊川市提供)

 豊川市小坂井地区中心部の公共施設を再編整備するための最後の基本計画策定委員会が13日、小坂井生涯学習会館で開かれた。2021(平成33)年度の供用開始を目指す小坂井地域交流会館(仮称)の各施設機能の配置がほぼ固まり、市は追加機能に対応するため一部3階建てとする案も示した。3月までに計画を策定する。
 これまでの委員会での議論や住民アンケートから、現在の小坂井庁舎の位置に新たに建設される交流会館のレイアウトがほぼ決定。2階構造で、1階には吹き抜けの共用ホールを中央に、遊戯室などの児童館機能や集会室といった生涯学習・コミュニティ機能、支所機能を配置。2階には図書館や会議室など設ける。
 基本は2階建てだが、不登校児向けの適応指導教室「さくらんぼ」や心理教育相談室「ゆずりは」、屋上スペースの必要性に応じ、市は一部3階建てとする案も掲示。来年度、教育委員会などと調整して方針を決める。
 概算工事費用は14億8340万円となる見通しで、連区や町内会組織が改編された4月以降に住民説明会を行う。
 委員会はこれで終了で、委員長を務めた愛知大学の阿部聖教授は「施設の運営が大事。住民の意見を積極的に取り入れ、みんなで考えることで交流も深まる」。小坂井連区長の河合洋史さんも「住民が関心を持ち、当事者として考えてもらう工夫が必要だ」と呼びかけた。
 これに、竹本幸夫副市長は「他の旧宝飯郡町でも再編する場合、小坂井の施設はいいなと言われるよう、皆さんの意見を尊重して進めたい」と約束した。
(由本裕貴)

 豊川市小坂井地区中心部の公共施設を再編整備するための最後の基本計画策定委員会が13日、小坂井生涯学習会館で開かれた。2021(平成33)年度の供用開始を目指す小坂井地域交流会館(仮称)の各施設機能の配置がほぼ固まり、市は追加機能に対応するため一部3階建てとする案も示した。3月までに計画を策定する。
 これまでの委員会での議論や住民アンケートから、現在の小坂井庁舎の位置に新たに建設される交流会館のレイアウトがほぼ決定。2階構造で、1階には吹き抜けの共用ホールを中央に、遊戯室などの児童館機能や集会室といった生涯学習・コミュニティ機能、支所機能を配置。2階には図書館や会議室など設ける。
 基本は2階建てだが、不登校児向けの適応指導教室「さくらんぼ」や心理教育相談室「ゆずりは」、屋上スペースの必要性に応じ、市は一部3階建てとする案も掲示。来年度、教育委員会などと調整して方針を決める。
 概算工事費用は14億8340万円となる見通しで、連区や町内会組織が改編された4月以降に住民説明会を行う。
 委員会はこれで終了で、委員長を務めた愛知大学の阿部聖教授は「施設の運営が大事。住民の意見を積極的に取り入れ、みんなで考えることで交流も深まる」。小坂井連区長の河合洋史さんも「住民が関心を持ち、当事者として考えてもらう工夫が必要だ」と呼びかけた。
 これに、竹本幸夫副市長は「他の旧宝飯郡町でも再編する場合、小坂井の施設はいいなと言われるよう、皆さんの意見を尊重して進めたい」と約束した。
(由本裕貴)

市がイメージ図として示す小坂井地域交流会館の吹き抜け共用部(豊川市提供)
市がイメージ図として示す小坂井地域交流会館の吹き抜け共用部(豊川市提供)

カテゴリー:政治・行政

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