和歌山で9日から「ねんりんピック」

【豊橋の水野さん、村田さんが市役所で抱負】
　和歌山県で９日から４日間開催される「第32回全国健康福祉祭和歌山大会（ねんりんピック紀の国わかやま２０１９）」に豊橋市から出場するペタンクの水野栄三さん（81）とウオークラリーの村田牧子さん（71）が同市役所を訪れ、金田英樹副市長に抱負を述べた。
　和歌山県内の21市町で行われる。水野さんは、ペタンクを始めて22年目。ねんりんピックは３回目で「２年前に病気を患ったが、１年空けての出場。運が良く、幸せです。感謝して毎日過ごしています」と話した。
　一方、５人１チームの編成で、クイズなどの課題と時間による得点制で競うウオークラリー。豊川市のソフトテニスの仲間と出る村田さんは「私も病気で少し間を空けているので、足を引っ張らないよう頑張ります」と述べ、２人とも健闘を誓った。
　金田副市長は「健康になって全国大会に出るのは素晴らしいこと。全国の高齢者の皆さんと交流し、楽しんできてください。いい報告もいただければ、うれしい」と期待を寄せた。
（中村晋也）

【豊川のウオークラリーチーム２年ぶり３回目の出場】
　９日から12日まで和歌山県で開かれる「第32回全国健康福祉祭和歌山大会（ねんりんピック紀の国わかやま２０１９）」に県代表として出場する豊川市在住の４人が５日、市役所を訪れ、竹本幸夫市長に活躍を誓った。
　ウオークラリーに出場するのは佐々木猛さん（83）、霜島紘一郎さん（81）、堀内八重子さん（71）、権田珠樹さん（66）。４人は２年ぶり３回目の出場となり、過去２回は共に３位だった。
　大会には全国から約40チームが出場し、由良町の特設コースのゲームやクイズなどの課題をこなしてゴールを目指す。距離や課題内容は当日まで分からず、指定時間に近いタイミングで到着できるかが審査対象となる。悲願の優勝を目指す佐々木さんらは「今回も元気なシニアがたくさん出場している」「どんな課題があるか分からず、厳しい戦いになるが、いい報告ができるように頑張りたい」と意気込んだ。
　竹本市長も「ウオークラリーということなので、ペース配分に気を付けながら頑張ってほしい。過去２回とも入賞しているので、今回も期待しています」とエールを送った。
　大会には囲碁にも市内から中尾守夫さん（83）が出場する。
（由本裕貴）