東三河の女性13人が「ヒカリめがね」発刊

　東三河に住む30～50歳代の女性13人が作る自主制作雑誌「ヒカリめがね」の第４号が発刊された。２０１５年秋に間野智子・ヒカリめがね編集長が「多様な価値観を体感できるマガジン」をコンセプトに創刊。子育て世代の女性をターゲットに、地域の特集記事やエッセーを載せている。
　新城市で美容室「ＬＵＺ」を経営する間野編集長は「お客さまと会話する中で東三河にはおもしろい人がたくさんいると感じ、そうした人を紹介する名鑑のようなものを作りたかった」ときっかけを語る。
　第４号の特集は「鳳来へ！」。その頂上から絶景を見ることのできる瑠璃山や天竜奥三河国定公園の「阿寺の七滝」、源泉かけ流し温泉を楽しめる創業70年の旅館「はづの宿」など、癒やしスポットを紹介している。
　３児の母でもある間野編集長は「子育てや仕事などで疲れた時、鳳来の森を散歩したり、温泉に浸かると癒やされ、自分自身を取り戻すことができる。育児や仕事、夫とのコミュニケーションに悩む子育て世代の女性にはぜひ訪れてほしい」と語った。
　旅館「はづの宿」の女将で編集部メンバーの加藤弘衣さんは「『ヒカリめがね』は子育て世代の女性に対する応援メッセージが詰まっている。ぜひ一度手に取ってほしい」と呼び掛けた。
　間野編集長は今後について「女性が自分らしく生きることができるよう、育児や性、エコについても取り上げていきたいです」。ヒカリ輝く笑顔で語った。税込み５５０円、豊川堂全店で取り扱っている。
（木村裕貴）