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トヨタ6連覇 田原で中部・北陸実業団対抗駅伝

両手を高く上げフィニッシュするトヨタの服部=田原市田原町で
両手を高く上げフィニッシュするトヨタの服部=田原市田原町で
市民に囲まれサインする服部=同
市民に囲まれサインする服部=同

 元日に実業団日本一を決めるニューイヤー駅伝の出場権を懸けた「第59回中部・第49回北陸実業団対抗駅伝競走大会」(中部・北陸両実業団陸上競技連盟主催)が17日、田原市田原町のはなとき通りを発着点に行われ、地元のトヨタ自動車(田原市)が6連覇を達成。アンカーを務めた東京五輪マラソン代表の服部勇馬(26)が沿道を埋めた市民の大歓声を受けながら、3時間55分38秒でゴールテープを切った。

 小春日和となったこの日、中部9チーム(オープン参加1チームを含む)、北陸3チームの計12チームが午前9時にスタート。はなとき通りから三河湾側、渥美半島の中央部・サンテパルクたはら、太平洋側の国道42号沿いを走り、保美地区で折り返す7区80・5㌔で競った。
 トヨタは、1区(12・0㌔)の藤本拓がトップでタスキをつなぐと、2・3区の選手も快走。4区(15・5㌔)でトヨタ紡織の聞谷賢人にトップを譲るも、5区(12・2㌔)の大石港与が逆転し、そのまま首位を守りフィニッシュした。レース後には、地元の田原陸上クラブとJACあつみに通う子どもたちからトヨタの選手らにビクトリーブーケが贈られた。 9月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)後、初のレースに臨んだ服部は「2カ月前のMGCで皆さんにたくさん応援していただき、今回は感謝の気持ちを持ち、恩返しする走りをしようと思った」と感謝の気持ちを述べた。
 さらに「6連覇が果たせて非常にうれしい。ニューイヤーに向けて課題も見つかったので、個人個人が能力を最大限引き出せるよう残り1カ月頑張り、期待に応えられる走りをしたい」と意欲を示した。
 佐藤敏信監督は「しっかり調整し、優勝目指して頑張っていきます」と4年ぶりの王座奪還を宣言した。
 中部は愛三工業、トヨタ紡織、トーエネック、愛知製鋼、NTN、中央発條の上位7チーム、北陸は1位YKKと2位のセキノ興産がニューイヤーへの出場権を獲得した。
(飯塚雪)

 元日に実業団日本一を決めるニューイヤー駅伝の出場権を懸けた「第59回中部・第49回北陸実業団対抗駅伝競走大会」(中部・北陸両実業団陸上競技連盟主催)が17日、田原市田原町のはなとき通りを発着点に行われ、地元のトヨタ自動車(田原市)が6連覇を達成。アンカーを務めた東京五輪マラソン代表の服部勇馬(26)が沿道を埋めた市民の大歓声を受けながら、3時間55分38秒でゴールテープを切った。

 小春日和となったこの日、中部9チーム(オープン参加1チームを含む)、北陸3チームの計12チームが午前9時にスタート。はなとき通りから三河湾側、渥美半島の中央部・サンテパルクたはら、太平洋側の国道42号沿いを走り、保美地区で折り返す7区80・5㌔で競った。
 トヨタは、1区(12・0㌔)の藤本拓がトップでタスキをつなぐと、2・3区の選手も快走。4区(15・5㌔)でトヨタ紡織の聞谷賢人にトップを譲るも、5区(12・2㌔)の大石港与が逆転し、そのまま首位を守りフィニッシュした。レース後には、地元の田原陸上クラブとJACあつみに通う子どもたちからトヨタの選手らにビクトリーブーケが贈られた。 9月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)後、初のレースに臨んだ服部は「2カ月前のMGCで皆さんにたくさん応援していただき、今回は感謝の気持ちを持ち、恩返しする走りをしようと思った」と感謝の気持ちを述べた。
 さらに「6連覇が果たせて非常にうれしい。ニューイヤーに向けて課題も見つかったので、個人個人が能力を最大限引き出せるよう残り1カ月頑張り、期待に応えられる走りをしたい」と意欲を示した。
 佐藤敏信監督は「しっかり調整し、優勝目指して頑張っていきます」と4年ぶりの王座奪還を宣言した。
 中部は愛三工業、トヨタ紡織、トーエネック、愛知製鋼、NTN、中央発條の上位7チーム、北陸は1位YKKと2位のセキノ興産がニューイヤーへの出場権を獲得した。
(飯塚雪)

両手を高く上げフィニッシュするトヨタの服部=田原市田原町で
両手を高く上げフィニッシュするトヨタの服部=田原市田原町で
市民に囲まれサインする服部=同
市民に囲まれサインする服部=同

カテゴリー:地域・教育 / スポーツ

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