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女性が豊橋市長と懇談会

受動喫煙について意見を交わした懇談会=プラットで
受動喫煙について意見を交わした懇談会=プラットで

「受動喫煙のない社会を」テーマに

 豊橋市の「市長と女性の懇談会」が27日、同市の穂の国とよはし芸術劇場プラットで開かれた。佐原光一市長ら市側6人と、女性団体や公募の女性6人が「受動喫煙のない社会を!」をテーマに意見を交わした。同市は今年3月、受動喫煙防止条例を制定しており、来年4月から全面施行となる。
 学校や病院、児童福祉施設は7月から、屋内禁煙、敷地内も禁煙になった。来年4月1日から、飲食店などは原則屋内禁煙となり、喫煙には喫煙室の整備が必要となる。
 受動喫煙に関し、子育て中の母親たちの声として、子どもたちの遊び場にもなる公園での喫煙が取り上げられた。近くで工事している人やバイクに乗って仕事をしている人らが、業務の合間に公園を訪れ、子どもがいてもたばこを吸う姿が目立つほか、吸い殻を捨てる喫煙者もいて、子どもが拾ったり、口に入れそうになったりすることもあるという。
 このため、公園内の敷地内禁煙や、学校や病院の周辺を路上喫煙禁止区域に設定することを求めた。
 市側は、公園を多世代の憩いの場とし「より多くの人が快適に過ごせるよう灰皿や喫煙スペースを設置せず、喫煙しにくい環境づくりに務めている」と答え、公園などの公共の場は市の条例で喫煙しないよう努めることしており、喫煙マナーの向上を啓発していく。
 別の女性は、飲食店の分煙が喫煙席、禁煙席に分けてあるだけで「入退店時にたばこのにおいがして、どうしても受動喫煙は防げない。スーパーやコンビニでは、出入口付近に喫煙スペースがある店舗もある」と訴えた。
 市側は「来年4月からは喫煙席、禁煙席を分けるだけでは認められなくなる。ただ、既存の経営規模の小さな飲食店は全面喫煙の選択も可能なため、皆さんが選択する必要がある」と説明した。
(中村晋也)

「受動喫煙のない社会を」テーマに

 豊橋市の「市長と女性の懇談会」が27日、同市の穂の国とよはし芸術劇場プラットで開かれた。佐原光一市長ら市側6人と、女性団体や公募の女性6人が「受動喫煙のない社会を!」をテーマに意見を交わした。同市は今年3月、受動喫煙防止条例を制定しており、来年4月から全面施行となる。
 学校や病院、児童福祉施設は7月から、屋内禁煙、敷地内も禁煙になった。来年4月1日から、飲食店などは原則屋内禁煙となり、喫煙には喫煙室の整備が必要となる。
 受動喫煙に関し、子育て中の母親たちの声として、子どもたちの遊び場にもなる公園での喫煙が取り上げられた。近くで工事している人やバイクに乗って仕事をしている人らが、業務の合間に公園を訪れ、子どもがいてもたばこを吸う姿が目立つほか、吸い殻を捨てる喫煙者もいて、子どもが拾ったり、口に入れそうになったりすることもあるという。
 このため、公園内の敷地内禁煙や、学校や病院の周辺を路上喫煙禁止区域に設定することを求めた。
 市側は、公園を多世代の憩いの場とし「より多くの人が快適に過ごせるよう灰皿や喫煙スペースを設置せず、喫煙しにくい環境づくりに務めている」と答え、公園などの公共の場は市の条例で喫煙しないよう努めることしており、喫煙マナーの向上を啓発していく。
 別の女性は、飲食店の分煙が喫煙席、禁煙席に分けてあるだけで「入退店時にたばこのにおいがして、どうしても受動喫煙は防げない。スーパーやコンビニでは、出入口付近に喫煙スペースがある店舗もある」と訴えた。
 市側は「来年4月からは喫煙席、禁煙席を分けるだけでは認められなくなる。ただ、既存の経営規模の小さな飲食店は全面喫煙の選択も可能なため、皆さんが選択する必要がある」と説明した。
(中村晋也)

受動喫煙について意見を交わした懇談会=プラットで
受動喫煙について意見を交わした懇談会=プラットで

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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