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豊川・竹本市長が所信表明

就任後、初の議会で所信表明を行う竹本市長=豊川市議場で
就任後、初の議会で所信表明を行う竹本市長=豊川市議場で

高校3年生世代までの入院医療費 来年4月から無料化へ

 豊川市12月議会が29日開会し、先月就任した竹本幸夫市長が所信表明を行った。改めて人口増加や子育て支援などの施策に意気込むと同時に、公約に掲げていた高校3年生世代までの入院医療費無料化を来年4月から実施すると表明。東三河5市では初めての取り組みとなる。

 就任後初の議会に臨んだ竹本市長は雇用創出や人口増加を核とする「暮らしやすさ第一豊川市」をはじめ、「子育て豊川応援団」「市民と創る協働と健全財政のまち」の3つの基本理念を掲げ「元気な市のまちづくりに向けた取り組みの推進に強いリーダーシップを発揮していく」「職員には元気に失敗を恐れず、チャレンジ精神を持って取り組むよう訓示している」と強調した。
 この中で「中学生までの医療費無料化は高い評価を得ている。子育てに関わる経済的負担のさらなる軽減を図る」とし、来春の2020(令和2)年度から入院医療費の無料化をこれまでの15歳から18歳に引き上げることを表明。早速、福祉医療システム改修委託料(約324万円)や、対象世帯への通知書封入費が盛り込まれた一般会計補正予算案が上程された。
 高校3年生世代までの入院医療費無料化は設楽町、東栄町、豊根村では行っているが、東三河5市では初めて。県内の市でも安城市、みよし市、津島市、犬山市に続く実施となる。
 補正予算案には豊川駅西口に新設する駐輪場の整備工事費(7876万円)や赤塚山公園アニアニまあるのポニー購入費(100万円)、東京五輪聖火リレー県実行委員会負担金(110万円)なども盛り込まれ、163万円の追加で総額641億2565万円となった。
 この日は同予算案を含む18議案が上程され、報告2件、同意2件、諮問1件が可決された。
(由本裕貴)

高校3年生世代までの入院医療費 来年4月から無料化へ

 豊川市12月議会が29日開会し、先月就任した竹本幸夫市長が所信表明を行った。改めて人口増加や子育て支援などの施策に意気込むと同時に、公約に掲げていた高校3年生世代までの入院医療費無料化を来年4月から実施すると表明。東三河5市では初めての取り組みとなる。

 就任後初の議会に臨んだ竹本市長は雇用創出や人口増加を核とする「暮らしやすさ第一豊川市」をはじめ、「子育て豊川応援団」「市民と創る協働と健全財政のまち」の3つの基本理念を掲げ「元気な市のまちづくりに向けた取り組みの推進に強いリーダーシップを発揮していく」「職員には元気に失敗を恐れず、チャレンジ精神を持って取り組むよう訓示している」と強調した。
 この中で「中学生までの医療費無料化は高い評価を得ている。子育てに関わる経済的負担のさらなる軽減を図る」とし、来春の2020(令和2)年度から入院医療費の無料化をこれまでの15歳から18歳に引き上げることを表明。早速、福祉医療システム改修委託料(約324万円)や、対象世帯への通知書封入費が盛り込まれた一般会計補正予算案が上程された。
 高校3年生世代までの入院医療費無料化は設楽町、東栄町、豊根村では行っているが、東三河5市では初めて。県内の市でも安城市、みよし市、津島市、犬山市に続く実施となる。
 補正予算案には豊川駅西口に新設する駐輪場の整備工事費(7876万円)や赤塚山公園アニアニまあるのポニー購入費(100万円)、東京五輪聖火リレー県実行委員会負担金(110万円)なども盛り込まれ、163万円の追加で総額641億2565万円となった。
 この日は同予算案を含む18議案が上程され、報告2件、同意2件、諮問1件が可決された。
(由本裕貴)

就任後、初の議会で所信表明を行う竹本市長=豊川市議場で
就任後、初の議会で所信表明を行う竹本市長=豊川市議場で

カテゴリー:政治・行政

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