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「三河本ハゼ甘露煮」作りが始まる

パック詰め作業が行われるハゼの甘露煮=平松食品御津工場で
パック詰め作業が行われるハゼの甘露煮=平松食品御津工場で

 今年も年末年始に備え、佃煮や甘露煮を製造・販売する豊川市御津町の平松食品御津工場で「三河本ハゼ甘露煮」作りが始まった。
 三河湾で水揚げされたハゼが解凍され、ハラ出し、串打ち、焼き上げ、蒸気釜での炊き上げ、タレをかけてパックに詰める作業が、濃厚な味付けにするため3日間の工程で進められている。
 一昨年から始めた抹茶製造に使う碾(てん)茶を用いた「お茶炊き製法」を導入し、魚特有の臭みを薄めた。砂糖に醤油、水あめを混ぜたタレも旨味を引き立てる。今年は7月下旬から入荷を始め、長雨の影響かサイズは例年より小ぶり。昨年の半数の約350㌔にとどまった。
 ハゼの甘露煮はおせち料理に欠かせない一品で、泳ぎが速いことから「目標達成」にご利益があり、ハゼの顔が翁に似ていることで「長寿」にも縁起が良い。令和初の発売に、平松賢介代表取締役社長は「今年は小ぶりで骨も柔らかいので、お子さんも食べやすい。家族そろって食べて笑顔になってほしい」と期待する。
 豊橋市梅薮町の直営店では三河産(75㌘)を税別500円で販売する。
(由本裕貴)

 今年も年末年始に備え、佃煮や甘露煮を製造・販売する豊川市御津町の平松食品御津工場で「三河本ハゼ甘露煮」作りが始まった。
 三河湾で水揚げされたハゼが解凍され、ハラ出し、串打ち、焼き上げ、蒸気釜での炊き上げ、タレをかけてパックに詰める作業が、濃厚な味付けにするため3日間の工程で進められている。
 一昨年から始めた抹茶製造に使う碾(てん)茶を用いた「お茶炊き製法」を導入し、魚特有の臭みを薄めた。砂糖に醤油、水あめを混ぜたタレも旨味を引き立てる。今年は7月下旬から入荷を始め、長雨の影響かサイズは例年より小ぶり。昨年の半数の約350㌔にとどまった。
 ハゼの甘露煮はおせち料理に欠かせない一品で、泳ぎが速いことから「目標達成」にご利益があり、ハゼの顔が翁に似ていることで「長寿」にも縁起が良い。令和初の発売に、平松賢介代表取締役社長は「今年は小ぶりで骨も柔らかいので、お子さんも食べやすい。家族そろって食べて笑顔になってほしい」と期待する。
 豊橋市梅薮町の直営店では三河産(75㌘)を税別500円で販売する。
(由本裕貴)

パック詰め作業が行われるハゼの甘露煮=平松食品御津工場で
パック詰め作業が行われるハゼの甘露煮=平松食品御津工場で

カテゴリー:社会・経済

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