「カラテ甲子園」準優勝を報告

　第13回ＪＫＪＯ全日本ジュニア空手道選手権大会（ＪＫＪＯフルコンタクト委員会主催）の小学生４年生女子30㌔未満の部で桜塾の夏目玲菜さん＝新城市立新城＝と、同６年生男子40㌔未満の部で齊藤俊介君＝蒲郡市立蒲郡南部＝がそれぞれ準優勝した。２人は地元の市長に結果報告した。
　大会は「カラテ甲子園」と呼ばれ、頭部と顔面は防具を、手にはグローブを着けて行う直接打撃で競い合った。11月４日に東京の国立代々木競技場体育館で行われた。各部門はトーナメント方式で競った。
　夏目さんが出場した部門には36人が出場。初戦は前げりとパンチで技あり勝ち、順調に連勝した。決勝では身長差11㌢と高い相手へ果敢に挑んだが判定で惜敗した。
　市役所には父の良典さん（42）と訪れた夏目さん。穂積市長から「おめでとう。昨年の大会と同じ準優勝でどうですか」と質問を受けて「ちょっと悔しい」と語り、来年の大会で優勝を誓い合った。

　一方、齊藤君の部門には51人が出場。対戦相手よりも上背がある齊藤君は得意の膝蹴りでポイントを重ねて勝ち進んだ。決勝では惜しくも敗れた。
　園児の時から空手をしており、同大会には３年生から毎年出場。入賞したのは今回が初めてという。
　蒲郡市の鈴木寿明市長に報告した齊藤君は市長表彰を受けた。「これからも空手を続けて大会で優勝したい」と語った。
（安藤聡）