フェニックスが今季初のホーム戦勝利
Bリーグ三遠ネオフェニックスは16日夜、豊橋市総合体育館で新潟アルビレックスBBと対戦し、開幕以来、初のホーム戦勝利を手にした。これで今季2勝19敗。試合後の会見で、河内修斗ヘッドコーチ(HC)は「まず何よりホームで多くの観客の前で勝つことができて、ブースター(ファン)の皆さんの笑顔を見ることができたのが一番良かった」と喜びをかみしめていた。
14得点をあげたPG寺園脩斗は「ぼくたちは3クオーター(Q)に弱いので、入りをしっかりしようと思った。ディフェンスを頑張って走るという自分たちのバスケットボールができていた。それが良い流れにつながったのかなと思う」と話す通り、5点ビハインドで迎えた第3Q、三遠は西川貴之の3ポイントで逆転。4Qを50―48でスタートした。
どちらに流れが傾くか緊張感のある展開が続いた。柏木真介のスティールと森井健太のレイアップで新潟に流れがいきかけたところで、三遠の岡田慎吾と寺園が3ポイントなどで追いついて逆転。
その後も、一進一退の攻防が続き、1点ビハインドの試合終了残り34秒で10日に復帰したドジャーのインサイドで逆転、西川が2本のフリースローを沈め、最終スコアは67対64で新潟に競り勝った。
逆転の3ポイントを決めた西川は、ヒーローインタビューで「本当にまだ2勝しかできていませんし、これから一つ一つしっかり勝っていかないとチームは上がらない。1試合1試合を全力で戦うためにも皆さんの応援は不可欠。今後も足を運んでいただけると本当に嬉しいです」と、この日詰めかけた1916人の観客に感謝した。
河内HCは「ここからまたアウェーで強いチームと戦いますので、また良い状態でホームに帰って来られるようにしていきたいと思います」と気を引き締めた。
「豊橋市民デー」
15、16の両日は「豊橋市民デー」が行われ、各日500人の市民が無料招待された。
会場では企画が目白押しで、道の駅とよはし(同市東七根町)にあるコンセプトショップ「temiyo(テミヨ)」の出張出店や、15日には豊橋産次郎柿の試食会など農産物PRブース、16日のハーフタイムでは雑巾がけレースも開かれ、家族連れが楽しんだ。
会場では、愛知大学豊橋校舎の学生グループ「Nature Girls!」が施したフェイスペイントもブースターの気分を盛り上げた。
フェイスペイントのシールは学生がデザイン。ハート形の中にマスコット「ダンカー」がいるものとボールから不死鳥の羽根が生えたものを色違いで計5種類。この日は試験的に360枚用意し、ハーフタイムには終了する盛況ぶりだった。
愛大文学部3年の松前愛佳さん(21)は「小さい子だけでなく、男の人もつけてくれた。シールタイプなのでメークの上からでも貼れて、女性にも好評だった。非日常感に貢献できたと思う」と話した。
(飯塚雪)
Bリーグ三遠ネオフェニックスは16日夜、豊橋市総合体育館で新潟アルビレックスBBと対戦し、開幕以来、初のホーム戦勝利を手にした。これで今季2勝19敗。試合後の会見で、河内修斗ヘッドコーチ(HC)は「まず何よりホームで多くの観客の前で勝つことができて、ブースター(ファン)の皆さんの笑顔を見ることができたのが一番良かった」と喜びをかみしめていた。
14得点をあげたPG寺園脩斗は「ぼくたちは3クオーター(Q)に弱いので、入りをしっかりしようと思った。ディフェンスを頑張って走るという自分たちのバスケットボールができていた。それが良い流れにつながったのかなと思う」と話す通り、5点ビハインドで迎えた第3Q、三遠は西川貴之の3ポイントで逆転。4Qを50―48でスタートした。
どちらに流れが傾くか緊張感のある展開が続いた。柏木真介のスティールと森井健太のレイアップで新潟に流れがいきかけたところで、三遠の岡田慎吾と寺園が3ポイントなどで追いついて逆転。
その後も、一進一退の攻防が続き、1点ビハインドの試合終了残り34秒で10日に復帰したドジャーのインサイドで逆転、西川が2本のフリースローを沈め、最終スコアは67対64で新潟に競り勝った。
逆転の3ポイントを決めた西川は、ヒーローインタビューで「本当にまだ2勝しかできていませんし、これから一つ一つしっかり勝っていかないとチームは上がらない。1試合1試合を全力で戦うためにも皆さんの応援は不可欠。今後も足を運んでいただけると本当に嬉しいです」と、この日詰めかけた1916人の観客に感謝した。
河内HCは「ここからまたアウェーで強いチームと戦いますので、また良い状態でホームに帰って来られるようにしていきたいと思います」と気を引き締めた。
「豊橋市民デー」
15、16の両日は「豊橋市民デー」が行われ、各日500人の市民が無料招待された。
会場では企画が目白押しで、道の駅とよはし(同市東七根町)にあるコンセプトショップ「temiyo(テミヨ)」の出張出店や、15日には豊橋産次郎柿の試食会など農産物PRブース、16日のハーフタイムでは雑巾がけレースも開かれ、家族連れが楽しんだ。
会場では、愛知大学豊橋校舎の学生グループ「Nature Girls!」が施したフェイスペイントもブースターの気分を盛り上げた。
フェイスペイントのシールは学生がデザイン。ハート形の中にマスコット「ダンカー」がいるものとボールから不死鳥の羽根が生えたものを色違いで計5種類。この日は試験的に360枚用意し、ハーフタイムには終了する盛況ぶりだった。
愛大文学部3年の松前愛佳さん(21)は「小さい子だけでなく、男の人もつけてくれた。シールタイプなのでメークの上からでも貼れて、女性にも好評だった。非日常感に貢献できたと思う」と話した。
(飯塚雪)