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仙台育英優勝の立役者 田原出身の吉居兄弟

カテゴリー:スポーツ

画面に映る選手たちの走りを見守る市民ら=豊川市中央図書館で
画面に映る選手たちの走りを見守る市民ら=豊川市中央図書館で

全国高校駅伝 豊川は男子10位、女子31位

 「男子第70回・女子第31回全国高校駅伝競走大会」が22日、京都市内で開かれ、田原市出身の吉居大和さん(3年)駿恭さん(1年)の兄弟が大活躍した仙台育英(宮城)男子が12年ぶりに優勝し、男女総合優勝も果たした。2年連続で男女そろって出場した愛知代表の豊川は、男子が10位と健闘したが、女子は過去ワーストの31位に終わった。
 仙台育英が2時間1分32秒という驚異の記録でつかんだ栄冠の立役者は、田原で育った天才兄弟だ。兄の大和さんが3区で3位をキープすると、後続選手たちも負けじと奮闘。6区のムチリ・ディラングさん(2年)が大会新記録となる14分06秒で一時は首位を独走していた倉敷との距離を縮め、たすきはアンカーの駿恭さんへ。たけびしスタジアム京都のトラックに入ると、ラストスパートで倉敷とのデッドヒートを制して逆転。わずか3秒差で栄光のゴールテープを切った。
 豊川男子は新城中出身の主将・鈴木竜太朗さん(3年)が1区で27位と出遅れたが、二川中出身の栁本匡哉さん(3年)が5人抜き、谷口賢さん(3年)が一気に10人抜きと巻き返した。アンカーで豊川東部中出身の安藤圭佑さん(2年)も、ラストスパートで10位に食い込んで、昨年のタイムを2分以上も上回る2時間3分16秒でフィニッシュした。
 一方、これまで11回の出場で4度の優勝を誇る女子は苦戦した。2区の古川璃音さん(3年)が順位を2つ上げるなど奮闘したが、30位前後に低迷。最後まで先頭集団に食い込めなかった。エース永井美希さん(2年)が体調不良で欠場。チームは万全な状態で戦いに挑めず、タイムは昨年より4分以上遅い1時間12分39秒だった。
 豊川高校の地元にある豊川市中央図書館では市が一般向けパブリックビューイングを開き、市民32人が応援旗を手に見守った。大型ビジョンに映る選手の勇姿に「最後までよく頑張った」などと健闘をたたえた。
(由本裕貴)

全国高校駅伝 豊川は男子10位、女子31位

 「男子第70回・女子第31回全国高校駅伝競走大会」が22日、京都市内で開かれ、田原市出身の吉居大和さん(3年)駿恭さん(1年)の兄弟が大活躍した仙台育英(宮城)男子が12年ぶりに優勝し、男女総合優勝も果たした。2年連続で男女そろって出場した愛知代表の豊川は、男子が10位と健闘したが、女子は過去ワーストの31位に終わった。
 仙台育英が2時間1分32秒という驚異の記録でつかんだ栄冠の立役者は、田原で育った天才兄弟だ。兄の大和さんが3区で3位をキープすると、後続選手たちも負けじと奮闘。6区のムチリ・ディラングさん(2年)が大会新記録となる14分06秒で一時は首位を独走していた倉敷との距離を縮め、たすきはアンカーの駿恭さんへ。たけびしスタジアム京都のトラックに入ると、ラストスパートで倉敷とのデッドヒートを制して逆転。わずか3秒差で栄光のゴールテープを切った。
 豊川男子は新城中出身の主将・鈴木竜太朗さん(3年)が1区で27位と出遅れたが、二川中出身の栁本匡哉さん(3年)が5人抜き、谷口賢さん(3年)が一気に10人抜きと巻き返した。アンカーで豊川東部中出身の安藤圭佑さん(2年)も、ラストスパートで10位に食い込んで、昨年のタイムを2分以上も上回る2時間3分16秒でフィニッシュした。
 一方、これまで11回の出場で4度の優勝を誇る女子は苦戦した。2区の古川璃音さん(3年)が順位を2つ上げるなど奮闘したが、30位前後に低迷。最後まで先頭集団に食い込めなかった。エース永井美希さん(2年)が体調不良で欠場。チームは万全な状態で戦いに挑めず、タイムは昨年より4分以上遅い1時間12分39秒だった。
 豊川高校の地元にある豊川市中央図書館では市が一般向けパブリックビューイングを開き、市民32人が応援旗を手に見守った。大型ビジョンに映る選手の勇姿に「最後までよく頑張った」などと健闘をたたえた。
(由本裕貴)

画面に映る選手たちの走りを見守る市民ら=豊川市中央図書館で
画面に映る選手たちの走りを見守る市民ら=豊川市中央図書館で

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