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豊橋の夏姫さんが髪の毛を寄付 ヘアドネーション

カットした髪を手にする夏姫さん=豊橋市内で(提供)
カットした髪を手にする夏姫さん=豊橋市内で(提供)
ドネーションのためにロングヘアをカットする夏姫さん=同
ドネーションのためにロングヘアをカットする夏姫さん=同

 髪の毛を寄付し、小児がんの治療などで髪を失った子どもたちのための医療用ウイッグ作りに役立てる「ヘアドネーション」活動に協力したい―と、豊橋市立岩西小学校1年生の久保田夏姫さんは、長年伸ばした毛髪を市内の美容室を通して提供した。
 今年2月、夏姫さんより3歳年上の友人が協力したことをきっかけに活動を知った夏姫さんや母親の美幸さん。子どもの髪でも寄付できること、市内に寄付できる美容院があることなども教わり、七五三後に髪の毛を切りたいという夏姫さんに美幸さんが提案した。
 当初は「大事な髪の毛をなぜあげるの?」と思った夏姫さん。切った髪がカツラになることにもピンと来なかった様子だったが、インスタグラムなどで実際に病気で髪の毛が少ない女の子がヘアドネーションによるカツラをかぶる前後の写真を4年生の兄と共に見た直後、「なっちゃんやる!髪の毛あげる!」と寄付を決意したという。
 今回、同活動に理解のある市内の「オシャマヘアーCinQ二川店」(中神郁弥店長)にカットを依頼。七五三のため2年ほど伸ばしていた長髪をばっさり切り、31㌢の束にして寄付した。夏姫さんはカットした毛束を手に「髪の毛、その子の宝物になるかな?大事にしてくれるかな?」と話していたという。
 「ヘアドネーションを通じて、病気で髪の毛が少ない子たちがいることや、お金じゃなくても子どもも寄付できること、寄付されたカツラで笑顔になる子がいることなどを、娘や息子に伝えられた。娘が自分の意思で決めてくれたことも嬉しかった。自慢のロングヘアだったが、ただ切って処分するより、だれかの宝物になってくれるなら嬉しい」と美幸さん。自身の髪の毛は短いが、「娘がまた伸ばすと言っているので、私も伸ばして2年後くらいに一緒に寄付できたらいいなと、勝手に考えています」と話していた。
(田中博子)

 髪の毛を寄付し、小児がんの治療などで髪を失った子どもたちのための医療用ウイッグ作りに役立てる「ヘアドネーション」活動に協力したい―と、豊橋市立岩西小学校1年生の久保田夏姫さんは、長年伸ばした毛髪を市内の美容室を通して提供した。
 今年2月、夏姫さんより3歳年上の友人が協力したことをきっかけに活動を知った夏姫さんや母親の美幸さん。子どもの髪でも寄付できること、市内に寄付できる美容院があることなども教わり、七五三後に髪の毛を切りたいという夏姫さんに美幸さんが提案した。
 当初は「大事な髪の毛をなぜあげるの?」と思った夏姫さん。切った髪がカツラになることにもピンと来なかった様子だったが、インスタグラムなどで実際に病気で髪の毛が少ない女の子がヘアドネーションによるカツラをかぶる前後の写真を4年生の兄と共に見た直後、「なっちゃんやる!髪の毛あげる!」と寄付を決意したという。
 今回、同活動に理解のある市内の「オシャマヘアーCinQ二川店」(中神郁弥店長)にカットを依頼。七五三のため2年ほど伸ばしていた長髪をばっさり切り、31㌢の束にして寄付した。夏姫さんはカットした毛束を手に「髪の毛、その子の宝物になるかな?大事にしてくれるかな?」と話していたという。
 「ヘアドネーションを通じて、病気で髪の毛が少ない子たちがいることや、お金じゃなくても子どもも寄付できること、寄付されたカツラで笑顔になる子がいることなどを、娘や息子に伝えられた。娘が自分の意思で決めてくれたことも嬉しかった。自慢のロングヘアだったが、ただ切って処分するより、だれかの宝物になってくれるなら嬉しい」と美幸さん。自身の髪の毛は短いが、「娘がまた伸ばすと言っているので、私も伸ばして2年後くらいに一緒に寄付できたらいいなと、勝手に考えています」と話していた。
(田中博子)

カットした髪を手にする夏姫さん=豊橋市内で(提供)
カットした髪を手にする夏姫さん=豊橋市内で(提供)
ドネーションのためにロングヘアをカットする夏姫さん=同
ドネーションのためにロングヘアをカットする夏姫さん=同

カテゴリー:社会・経済

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