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第1回「東三河新春書展」が開幕

見応え十分の作品が勢ぞろいした東三河新春書展=豊橋市美術博物館で
見応え十分の作品が勢ぞろいした東三河新春書展=豊橋市美術博物館で
琴の演奏に聴き入る来場者たち=同
琴の演奏に聴き入る来場者たち=同

 第1回東三河新春書展(同書展運営委員会主催、東愛知新聞社など後援)が7日、豊橋市美術博物館で開幕した。東三河を代表する書家92人の作品が勢ぞろいし、大勢の観覧客でにぎわった。12日まで。
 昨年まで東愛知新春書展として19年の歴史を重ねた展覧会がリニューアル。東三河新春書展として新たなスタートを切った。
 鈴木瑞象さん、村田華穂さん、権田穂園さんら、東三河の書道界の重鎮から、若い世代まで幅広い書家の作品を展示。鈴木さんの「光風」は力強い筆跡、村田さんの「春光」は流麗な筆跡、権田さんの「澗花燃暮雨」は一気に書き上げた筆跡がそれぞれ魅力あふれる。
 また夏目京山さんの「田子の浦に」は文字だけでなく、紙の色も美しく彩りまで楽しめ、大竹翠葉さんの「あはむ日の」は丁寧に書かれた文字が来場者の目を引く。
 どの作品も「さすがは先生」と思わせる文字ばかりで、筆跡、墨色はもちろん、余白の使い方も素晴らしい。

 今回の新春書展では、会場で音楽の演奏が行われている。初日の7日は琴の演奏があり、大勢の来場者が作品の前で優雅な音色を堪能した。
 琴奏者の壁谷知里さん=豊橋市=が、書の会場ということで古典を中心に演奏。「春の海」や「千鳥の曲」をはじめ、一度は耳にしたことのある「童の歌」のメドレーなどを奏でた。
 書道のライブパフォーマンスで演奏するのが夢という壁谷さんは「一流の作品の前で琴を奏でることができ、とても感激しました」と話していた。
 なお最終日の12日午後2時からはリコーダーの演奏がある。
(竹下貴信)

 第1回東三河新春書展(同書展運営委員会主催、東愛知新聞社など後援)が7日、豊橋市美術博物館で開幕した。東三河を代表する書家92人の作品が勢ぞろいし、大勢の観覧客でにぎわった。12日まで。
 昨年まで東愛知新春書展として19年の歴史を重ねた展覧会がリニューアル。東三河新春書展として新たなスタートを切った。
 鈴木瑞象さん、村田華穂さん、権田穂園さんら、東三河の書道界の重鎮から、若い世代まで幅広い書家の作品を展示。鈴木さんの「光風」は力強い筆跡、村田さんの「春光」は流麗な筆跡、権田さんの「澗花燃暮雨」は一気に書き上げた筆跡がそれぞれ魅力あふれる。
 また夏目京山さんの「田子の浦に」は文字だけでなく、紙の色も美しく彩りまで楽しめ、大竹翠葉さんの「あはむ日の」は丁寧に書かれた文字が来場者の目を引く。
 どの作品も「さすがは先生」と思わせる文字ばかりで、筆跡、墨色はもちろん、余白の使い方も素晴らしい。

 今回の新春書展では、会場で音楽の演奏が行われている。初日の7日は琴の演奏があり、大勢の来場者が作品の前で優雅な音色を堪能した。
 琴奏者の壁谷知里さん=豊橋市=が、書の会場ということで古典を中心に演奏。「春の海」や「千鳥の曲」をはじめ、一度は耳にしたことのある「童の歌」のメドレーなどを奏でた。
 書道のライブパフォーマンスで演奏するのが夢という壁谷さんは「一流の作品の前で琴を奏でることができ、とても感激しました」と話していた。
 なお最終日の12日午後2時からはリコーダーの演奏がある。
(竹下貴信)

見応え十分の作品が勢ぞろいした東三河新春書展=豊橋市美術博物館で
見応え十分の作品が勢ぞろいした東三河新春書展=豊橋市美術博物館で
琴の演奏に聴き入る来場者たち=同
琴の演奏に聴き入る来場者たち=同

カテゴリー:芸能・文化 / イベント

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