100年前の女性の生き様
きょう演劇公演「私たちは何も知らない」
劇作家・演出家の永井愛さんが12日、自身が脚本と演出を担当し、13日に穂の国とよはし芸術劇場「プラット」で上演する演劇公演「私たちは何も知らない」への意気込みや想いなどを語り、「100年前の女性たちが、女性の権利を求めて活動した生き様(ざま)を多くの人たちに知ってほしい」と来場を呼び掛けた。
私たちは何も知らないは、「元始、女性は太陽であった」のフレーズで知られる、1911(明治44)年に女性の手によって創刊され、4年半の間に52冊が発行された雑誌「青鞜(せいとう)」の編集部の日々の姿を描いた作品。
永井さんは、「貞操、堕胎、売春の3つの論争は青鞜から生まれたもの。女性が親が決めた夫と結婚し、子育て、家事をするのが当たり前の時代に、女性の身体の自己決定権を巡る論争を展開するのはすごい」と語り、「現代社会でも女性たちの差別は続いている。青鞜の活動や携わった女性たちが行った議論を今こそ、多くの人たちに知ってほしい」と話した。
公演は午後1時からで、公演終了後、永井さんのトークショーもある。当日券(S席5500円、A席4500円、B席3000円)は正午から会場で購入できるほか、午前10時から正午まで電話で予約できる。また名古屋公演(ウインクあいちで2月1日正午からと午後5時から)も行う。当日券の予約・問い合わせはプラット(0532・39・3090)へ。
(竹下貴信)
きょう演劇公演「私たちは何も知らない」
劇作家・演出家の永井愛さんが12日、自身が脚本と演出を担当し、13日に穂の国とよはし芸術劇場「プラット」で上演する演劇公演「私たちは何も知らない」への意気込みや想いなどを語り、「100年前の女性たちが、女性の権利を求めて活動した生き様(ざま)を多くの人たちに知ってほしい」と来場を呼び掛けた。
私たちは何も知らないは、「元始、女性は太陽であった」のフレーズで知られる、1911(明治44)年に女性の手によって創刊され、4年半の間に52冊が発行された雑誌「青鞜(せいとう)」の編集部の日々の姿を描いた作品。
永井さんは、「貞操、堕胎、売春の3つの論争は青鞜から生まれたもの。女性が親が決めた夫と結婚し、子育て、家事をするのが当たり前の時代に、女性の身体の自己決定権を巡る論争を展開するのはすごい」と語り、「現代社会でも女性たちの差別は続いている。青鞜の活動や携わった女性たちが行った議論を今こそ、多くの人たちに知ってほしい」と話した。
公演は午後1時からで、公演終了後、永井さんのトークショーもある。当日券(S席5500円、A席4500円、B席3000円)は正午から会場で購入できるほか、午前10時から正午まで電話で予約できる。また名古屋公演(ウインクあいちで2月1日正午からと午後5時から)も行う。当日券の予約・問い合わせはプラット(0532・39・3090)へ。
(竹下貴信)