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スマホで赤鬼と天狗の位置無料確認

御朱印帳入れなど、クラウドファンディング協力者へのお礼品の一部
御朱印帳入れなど、クラウドファンディング協力者へのお礼品の一部

 豊橋市で受け継がれている伝統の「豊橋鬼祭」で、豊橋技術科学大学の研究室などが今年も、街を移動する赤鬼と天狗の位置をスマートフォンで無料で確認できる実証実験を実施する。
 情報技術を専門にする大村廉准教授、建築・都市システム学系の水谷晃啓准教授の研究室などが、一昨年、昨年に続いて行う。地域の伝統文化をIT(情報技術)でどう活性化できるかを主な研究目的にしている。
 昨年は豊橋市内外からアクセスがあり、約5000人が利用。アンケートによると、回答者の93%が「便利だった」と回答し、92%が「来年も利用したい」と答えており、今年も行う。
 鬼祭は安久美神戸神明社の例祭で、2月11日は祭のハイライト「赤鬼と天狗のからかい」が行われる。このあと、氏子町内を練り歩く赤鬼と天狗を、住民が寒い中でいつやって来るのか待ち、観光客もどこにいるのか探す。
 このため、付き添い人にGPS(全地球測位システム)を付け、赤鬼と天狗の位置をマップ上で可視化したシステム(アプリ)「おにどこ」を開発、スマートフォンですんなり居場所を見つけられる。
 今年は、使い勝手の向上を目指し、準天頂衛星「みちびき」対応のGPSを導入し、位置情報の精度を高める。「1、2㍍ほどの誤差になるだろう」と大村准教授。改善の声があった地図の見やすさなども改善する。11日午後3時から約10時間アプリを利用できるようにする。「おにどこ」で検索し、ダウンロードする。
 また、今年も、今後の継続的な実施に向け、研究費だけでは続けていくのが難しいため、14日午後11時まで、インターネット上で資金を募るクラウドファンディングで運営資金を募集している。目標額の46万円を超えている。
(中村晋也)

 豊橋市で受け継がれている伝統の「豊橋鬼祭」で、豊橋技術科学大学の研究室などが今年も、街を移動する赤鬼と天狗の位置をスマートフォンで無料で確認できる実証実験を実施する。
 情報技術を専門にする大村廉准教授、建築・都市システム学系の水谷晃啓准教授の研究室などが、一昨年、昨年に続いて行う。地域の伝統文化をIT(情報技術)でどう活性化できるかを主な研究目的にしている。
 昨年は豊橋市内外からアクセスがあり、約5000人が利用。アンケートによると、回答者の93%が「便利だった」と回答し、92%が「来年も利用したい」と答えており、今年も行う。
 鬼祭は安久美神戸神明社の例祭で、2月11日は祭のハイライト「赤鬼と天狗のからかい」が行われる。このあと、氏子町内を練り歩く赤鬼と天狗を、住民が寒い中でいつやって来るのか待ち、観光客もどこにいるのか探す。
 このため、付き添い人にGPS(全地球測位システム)を付け、赤鬼と天狗の位置をマップ上で可視化したシステム(アプリ)「おにどこ」を開発、スマートフォンですんなり居場所を見つけられる。
 今年は、使い勝手の向上を目指し、準天頂衛星「みちびき」対応のGPSを導入し、位置情報の精度を高める。「1、2㍍ほどの誤差になるだろう」と大村准教授。改善の声があった地図の見やすさなども改善する。11日午後3時から約10時間アプリを利用できるようにする。「おにどこ」で検索し、ダウンロードする。
 また、今年も、今後の継続的な実施に向け、研究費だけでは続けていくのが難しいため、14日午後11時まで、インターネット上で資金を募るクラウドファンディングで運営資金を募集している。目標額の46万円を超えている。
(中村晋也)

御朱印帳入れなど、クラウドファンディング協力者へのお礼品の一部
御朱印帳入れなど、クラウドファンディング協力者へのお礼品の一部

カテゴリー:社会・経済

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