蒲郡の西浦小児童 トップスケータに基本を学ぶ

　蒲郡市立西浦小学校１、２年生が20日、西尾市東幡豆町の愛知こどもの国でスケート教室を受けた。オリンピック出場経験など国際大会で活躍するショートトラックスピードスケートに取り組むトヨタ自動車スケート部選手から基本を学び、楽しみながら滑走した。
　こどもの国が同スケート部に要請して実現。冬季五輪４大会連続出場の寺尾悟監督や２０１８平昌五輪代表の横山大希さん、世界ジュニアリレー２０１８で銀メダリストの横山世奈さん、渡邉碧さんらが講師を務めた。
　児童たちは「足が外にいった後は、自分の足もとに戻そう」など選手からアドバイスを受けたほか、スケート靴になじもうと足踏みなどをした。
　またスケート経験のある児童たちは選手たちと氷上で“鬼ごっこ”をするも、選手たちは人ごみをかき分けて滑って必死になって逃げた。
　初めてアイススケートを経験した２年鈴木楓花さん（８）は「わかりやすく教えてくれたので滑ることができた。とても楽しかった」と話した。
　選手やコーチたちは「上達が早くてびっくり。私たちもムキになってしまいました」と語った。
（安藤聡）