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「豊橋鬼祭」タンキリあめの袋詰め作業が始まる

食べると夏病みしないとされるタンキリあめを手際よく袋に詰めていく氏子ら=安久美神戸神明社儀式殿で
食べると夏病みしないとされるタンキリあめを手際よく袋に詰めていく氏子ら=安久美神戸神明社儀式殿で

 豊橋市に春を呼ぶ奇祭「豊橋鬼祭」(2月10・11日開催)でまくタンキリあめの袋詰め作業が24日、祭が行われる安久美神戸神明社(同市八町通3)儀式殿で始まった。作業は2日間にわたり、14カ町の氏子ら延べ150人が参加、約2万8000袋を準備する。
 国の重要無形民俗文化財でもある同祭では、最大の呼び物「赤鬼と天狗のからかい」で敗れた赤鬼がタンキリあめと白い粉をまき散らしながら町内を駆け巡る。その粉を浴びたり、タンキリあめを食べたりすると夏病みをしないと言われている。
 作業では、抽選券付き販売用(200円)と厄除あめまき行事でまく用をそれぞれ用意。代々、袋詰めを担ってきた氏子らは、慣れた手つきで販売用の深紅の袋にあめを12粒入れ、袋の口を山折りにしてひもで結び、完成させていった。この日は、大和ハウス工業と豊橋技術科学大学学生らも手伝い、25日には地元の市立豊城中学校生徒も参加する予定。
 あめは祈祷後、26日から境内で販売される。
(飯塚雪)

 豊橋市に春を呼ぶ奇祭「豊橋鬼祭」(2月10・11日開催)でまくタンキリあめの袋詰め作業が24日、祭が行われる安久美神戸神明社(同市八町通3)儀式殿で始まった。作業は2日間にわたり、14カ町の氏子ら延べ150人が参加、約2万8000袋を準備する。
 国の重要無形民俗文化財でもある同祭では、最大の呼び物「赤鬼と天狗のからかい」で敗れた赤鬼がタンキリあめと白い粉をまき散らしながら町内を駆け巡る。その粉を浴びたり、タンキリあめを食べたりすると夏病みをしないと言われている。
 作業では、抽選券付き販売用(200円)と厄除あめまき行事でまく用をそれぞれ用意。代々、袋詰めを担ってきた氏子らは、慣れた手つきで販売用の深紅の袋にあめを12粒入れ、袋の口を山折りにしてひもで結び、完成させていった。この日は、大和ハウス工業と豊橋技術科学大学学生らも手伝い、25日には地元の市立豊城中学校生徒も参加する予定。
 あめは祈祷後、26日から境内で販売される。
(飯塚雪)

食べると夏病みしないとされるタンキリあめを手際よく袋に詰めていく氏子ら=安久美神戸神明社儀式殿で
食べると夏病みしないとされるタンキリあめを手際よく袋に詰めていく氏子ら=安久美神戸神明社儀式殿で

カテゴリー:社会・経済 / 芸能・文化

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