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新型肺炎患者 愛知県内でも確認

県など電話相談窓口設置

 厚生労働省と県は26日夜、中国湖北省武漢市で発生、世界各地に感染が拡大している新型コロナウイルスによる肺炎の感染患者が愛知県でも確認されたと発表した。国内では4例目。
 新たに感染が確認されたのは、武漢市から旅行で来日している武漢市在住の40歳代の男性で、発熱があり、肺炎を併発しているため、現在は県内の病院に入院しているが、容体は安定しているという。
 県などによると、この男性は、28人のツアーで22日に来日。初日は症状がなかったが、23日から発熱があり、24日からは関節痛もでたため、県内の医療機関を受診、肺炎と診断され入院。国立感染症研究所で検体を調べたところ、26日に新型コロナウイルスの陽性反応が確認された。
 日本では入国以来、数都府県を移動したが、移動時にはマスクをしていたという。家族を含め、現在までに他のメンバーから症状は出ていないという。
 これを受け、県は27日から、県保健医療局健康医務部健康対策課感染症グループに電話相談窓口(電話052・954・6272)を設置した。相談時間は、平日の午前9時から午後5時。27日午後5時までに175件の相談を受け付けた。
 名古屋市、豊橋市、岡崎市、豊田市の人は各市の保健所に電話相談窓口が設けられ、豊橋市も同日、市保健所(0532・39・9104)に開設。県と同じ曜日、時間帯で受け付けている。「心配です」などの複数件の電話が寄せられた。

 大村秀章知事は27日の定例記者会見で特に発言を求め、「今後とも各関係機関と密接に連携しながら、迅速で正確な情報提供に努める。県民の皆さまも過剰に心配することなく、咳(せき)エチケットや手洗いの徹底など通常の感染症対策に努めていただきたい。武漢市から帰国・入国される人は咳や発熱などがある場合は検疫所で必ず申し出。国内で症状が出た場合はマスクを着用するなどして、あらかじめ医療機関に連絡の上、速やかに医療機関を受診していただきたい」とのメッセージを発表した。
 また、感染症指定医療機関は、県内に指定医療機関として常滑市民病院、第1種感染症指定医療機関として名古屋第2赤十字病院があるほか、豊橋市民病院など、医療圏ごとに10病院が指定されていることを報告。県民に冷静な対応を訴えた。

県など電話相談窓口設置

 厚生労働省と県は26日夜、中国湖北省武漢市で発生、世界各地に感染が拡大している新型コロナウイルスによる肺炎の感染患者が愛知県でも確認されたと発表した。国内では4例目。
 新たに感染が確認されたのは、武漢市から旅行で来日している武漢市在住の40歳代の男性で、発熱があり、肺炎を併発しているため、現在は県内の病院に入院しているが、容体は安定しているという。
 県などによると、この男性は、28人のツアーで22日に来日。初日は症状がなかったが、23日から発熱があり、24日からは関節痛もでたため、県内の医療機関を受診、肺炎と診断され入院。国立感染症研究所で検体を調べたところ、26日に新型コロナウイルスの陽性反応が確認された。
 日本では入国以来、数都府県を移動したが、移動時にはマスクをしていたという。家族を含め、現在までに他のメンバーから症状は出ていないという。
 これを受け、県は27日から、県保健医療局健康医務部健康対策課感染症グループに電話相談窓口(電話052・954・6272)を設置した。相談時間は、平日の午前9時から午後5時。27日午後5時までに175件の相談を受け付けた。
 名古屋市、豊橋市、岡崎市、豊田市の人は各市の保健所に電話相談窓口が設けられ、豊橋市も同日、市保健所(0532・39・9104)に開設。県と同じ曜日、時間帯で受け付けている。「心配です」などの複数件の電話が寄せられた。

 大村秀章知事は27日の定例記者会見で特に発言を求め、「今後とも各関係機関と密接に連携しながら、迅速で正確な情報提供に努める。県民の皆さまも過剰に心配することなく、咳(せき)エチケットや手洗いの徹底など通常の感染症対策に努めていただきたい。武漢市から帰国・入国される人は咳や発熱などがある場合は検疫所で必ず申し出。国内で症状が出た場合はマスクを着用するなどして、あらかじめ医療機関に連絡の上、速やかに医療機関を受診していただきたい」とのメッセージを発表した。
 また、感染症指定医療機関は、県内に指定医療機関として常滑市民病院、第1種感染症指定医療機関として名古屋第2赤十字病院があるほか、豊橋市民病院など、医療圏ごとに10病院が指定されていることを報告。県民に冷静な対応を訴えた。

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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