蒲郡市が女性活躍促進へ研修会

　女性が活躍する職場環境づくりを進めようと蒲郡市は29日、職員向けの研修会を開いた。60人が県庁で推進している青山桂子副知事の講話を聴いたほか、鈴木寿明市長が「女性の活躍促進宣言」をした。
　２０１６（平成28）年に施行した女性活躍推進法に沿い、女性が長く働き続けられる環境づくりをしようと企画。県では取組指針を設けて全庁あげてプロジェクト事業を実施し、働くことへの定着と女性の人材育成に努めている。
　青山副知事は女性が活躍するために必要なこととして「男性中心のマネジメントから全職員の能力を引き出すマネジメントとして考える。女性が活躍している姿を若手に見せて育成に努める」とし、「仕事を分け合うためにカバーする体制づくりを進めほしい」とアドバイスした。
　続いて鈴木市長が、女性職員を管理職に積極的登用▽女性活躍推進研修の実施▽休暇取得と時間外勤務の削減に努める－を行う「女性活躍推進行動宣言」をした。
　同市によると女性職員は行政職４１１人のうち１２８人で、管理職の割合は18・５％という。
（安藤聡）