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蒲郡で東三河消防職員意見発表会

最優秀賞に輝いた林さん=蒲郡市民会館で
最優秀賞に輝いた林さん=蒲郡市民会館で

 東三河5市の各消防本部に所属する職員による第42回意見発表会(東三河地区消防長連絡協議会主催)が7日、蒲郡市民会館で開かれた。5市の代表10人が参加し、災害時への備えや救命率向上策などを提案。最優秀賞には豊橋市消防本部の消防士・林佑亮さん(28)が輝き、県大会への出場権を手にした。
 各市消防本部の代表2人ずつが出場し、5分以内で意見発表した。内容と発表力などを安田孝志・愛知工科大学長、藤戸聡・県東三河総局長、本多亮・東愛知新聞社社長が審査した。
 林さんは「グローバル共助~国籍を越えて命を守る行動を~」をテーマに発表。9年前、海外留学をしていた際に病院で処置を受けた経験から、言葉が通じない外国人への災害対応策の必要性をあげた。在日外国人に防災意識を高めてもらうとともに来日した外国人向けに通訳してもらう体制「グローバル共助」を呼び掛け、地域に密着した助け合い精神を育み「今こそワンチームとなって取り組むことが大事」と力説した。
 次点には豊橋市消防本部の消防士長・渡邉琢也さん(30)が選ばれた。救命率向上に向けて若い世代を対象にした講習だけでなく指導者育成を図り、中学生が講師となって小学生や未就学児向けに教えていくことを提案。「世界一の救命都市を目指していく」と主張した。
 林さんは東三河代表として4月10日に東海市で開かれる県大会へ出場する。補欠は渡邉さんとなる。
(安藤聡)

 東三河5市の各消防本部に所属する職員による第42回意見発表会(東三河地区消防長連絡協議会主催)が7日、蒲郡市民会館で開かれた。5市の代表10人が参加し、災害時への備えや救命率向上策などを提案。最優秀賞には豊橋市消防本部の消防士・林佑亮さん(28)が輝き、県大会への出場権を手にした。
 各市消防本部の代表2人ずつが出場し、5分以内で意見発表した。内容と発表力などを安田孝志・愛知工科大学長、藤戸聡・県東三河総局長、本多亮・東愛知新聞社社長が審査した。
 林さんは「グローバル共助~国籍を越えて命を守る行動を~」をテーマに発表。9年前、海外留学をしていた際に病院で処置を受けた経験から、言葉が通じない外国人への災害対応策の必要性をあげた。在日外国人に防災意識を高めてもらうとともに来日した外国人向けに通訳してもらう体制「グローバル共助」を呼び掛け、地域に密着した助け合い精神を育み「今こそワンチームとなって取り組むことが大事」と力説した。
 次点には豊橋市消防本部の消防士長・渡邉琢也さん(30)が選ばれた。救命率向上に向けて若い世代を対象にした講習だけでなく指導者育成を図り、中学生が講師となって小学生や未就学児向けに教えていくことを提案。「世界一の救命都市を目指していく」と主張した。
 林さんは東三河代表として4月10日に東海市で開かれる県大会へ出場する。補欠は渡邉さんとなる。
(安藤聡)

最優秀賞に輝いた林さん=蒲郡市民会館で
最優秀賞に輝いた林さん=蒲郡市民会館で

カテゴリー:社会・経済

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