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芸術が結ぶ交流

愛弥さん㊧の作品を見に訪れた松井さん=のんほいパークで
愛弥さん㊧の作品を見に訪れた松井さん=のんほいパークで

画家の松井さんが花島さんの作品鑑賞

 長年、フランスで活躍している豊橋出身の画家松井守男さん(77)が13日、豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)の休憩所に常設展示する知的障害をともなう自閉症の花島愛弥さん(19)=豊橋市多米中町=の作品を鑑賞した。
 かねてから交流のあった2人は、昨年11月の日本自閉症協会が主催するワークショップ以来の再会。晩年のピカソに仕えたこともある松井さんは、一心不乱に描く愛弥さんの姿にピカソを重ね、「書きたいものを書いている。僕が愛弥ちゃんに嫉妬している」と作品の前で笑顔を見せ、その才能を高く評価した。
 授乳室や子ども用トイレなどを整備した休憩所は昨年10月、園内憩いの広場にオープン。愛弥さんが描いた恐竜や昆虫、カメレオン、オランウータンなどの生き生きとした姿が室内を彩る。幼い子どもと家族が集う優しい空間に「こんなに最高な小美術館はない。僕の絵もここに飾りたい」と、松井さんは作品のコラボレーションにも意欲を示した。
(飯塚雪)

画家の松井さんが花島さんの作品鑑賞

 長年、フランスで活躍している豊橋出身の画家松井守男さん(77)が13日、豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)の休憩所に常設展示する知的障害をともなう自閉症の花島愛弥さん(19)=豊橋市多米中町=の作品を鑑賞した。
 かねてから交流のあった2人は、昨年11月の日本自閉症協会が主催するワークショップ以来の再会。晩年のピカソに仕えたこともある松井さんは、一心不乱に描く愛弥さんの姿にピカソを重ね、「書きたいものを書いている。僕が愛弥ちゃんに嫉妬している」と作品の前で笑顔を見せ、その才能を高く評価した。
 授乳室や子ども用トイレなどを整備した休憩所は昨年10月、園内憩いの広場にオープン。愛弥さんが描いた恐竜や昆虫、カメレオン、オランウータンなどの生き生きとした姿が室内を彩る。幼い子どもと家族が集う優しい空間に「こんなに最高な小美術館はない。僕の絵もここに飾りたい」と、松井さんは作品のコラボレーションにも意欲を示した。
(飯塚雪)

愛弥さん㊧の作品を見に訪れた松井さん=のんほいパークで
愛弥さん㊧の作品を見に訪れた松井さん=のんほいパークで

カテゴリー:社会・経済 / 芸能・文化

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