きょう田原で「農業フェスタ」

　農業産出額日本一の田原市の花、野菜、肉の祭典「ＴＡＨＡＲＡぐるっと農業フェスタ２０２０」（ＪＡ愛知みなみ主催、市共催）が22日、同市総合体育館などを会場に初めて開催される。21日には、園芸農産物総合品評会があり、22日に出品物などが公開される。
　フェスタは午前10時から午後４時。品評会が行われている同体育館や隣接の田原文化会館を会場に開催される。
　出荷に使う段ボールを使った工作や、花と野菜をプレゼントする輪投げ（有料）、動物やキャラクターの顔をつくる「キャラマム・フラワーアレンジメント作成体験」（先着１００人）などがある。飲食物販ブースでは、イチゴなど農産物、落花生などが販売され、牛肉や豚肉の試食もある。
　品評会は、生産物の栽培技術の向上などを目的に開催され、今年で21回目。輪菊、カーネーション、アルストロメリアなどの切り花、鉢物など花き３２２点と、トマト、ミニトマト、キャベツ、ブロッコリーなど青果３４１点の計６６３点を農家が出品、県や市場の関係者らが外観を見たり、食味をしたりして審査した。
　会場には、花や鉢物の展示会も開かれており、バラやガーベラなど彩り豊か。花の産地を実感できる。
（中村晋也）