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蒲郡で「クラゲ・深海生物国際会議」

講演する小林館長=蒲郡市竹島町で
講演する小林館長=蒲郡市竹島町で
意見を述べるランゲ氏=同
意見を述べるランゲ氏=同

 第3回「クラゲ・深海生物国際会議」が23日、蒲郡市竹島町のホテル竹島で始まった。国内外の水族館や動物園の関係者、研究者ら35人が参加。同市竹島水族館の小林龍二館長らが講演。来館者のニーズについて国内外でどう違うのかを情報交換した。
 会議は加茂水族館(山形県鶴岡市)の村上龍男名誉館長、アクアマリンふくしま(福島県いわき市)の安部義孝氏、ベルリン動物園水族館前館長のユルゲン・ランゲ氏、動物園水族館コンサルタントの田井基文氏の4人が発起人となって2015年に第1回を開催。今回はクラゲでなく深海生物についても焦点をあてようと展示飼育数の多い竹島水族館がある蒲郡市を会場とした。
 会議では村上、安部、ランゲ、田井の4氏と、フランス、ドイツ、オーストラリアの学者、長崎県の九十九島水族館の吉田幸氏、かごしま水族館の西田和記氏らが出席した。
 ホストを務めた小林館長が講演。展示解説を手書きでその水生生物を食べた味の感想までを飼育スタッフが書いていることを紹介し、「深海生物をより多くの人たちに知ってもらいたい」と語った後、出席者に外国では来館者向けにどう展示解説を行っているのかを質問した。
 フランス国立海洋センターのシモン・べキュー氏は「その魚はどこで生息しているのか、どのようにして展示されることになったのかを教えている」、ランゲ氏は「かつては味も紹介していたがいまは行っていない。現在は自然界の中でどのような立場かを伝えている」と話した。
 会議は24日も同ホテルであり、パネルディスカッションなどを行う。
 また、新型コロナウイルスにより、中国やシンガポール、オランダ、イギリスからの来日を取りやめたという。
(安藤聡)

 第3回「クラゲ・深海生物国際会議」が23日、蒲郡市竹島町のホテル竹島で始まった。国内外の水族館や動物園の関係者、研究者ら35人が参加。同市竹島水族館の小林龍二館長らが講演。来館者のニーズについて国内外でどう違うのかを情報交換した。
 会議は加茂水族館(山形県鶴岡市)の村上龍男名誉館長、アクアマリンふくしま(福島県いわき市)の安部義孝氏、ベルリン動物園水族館前館長のユルゲン・ランゲ氏、動物園水族館コンサルタントの田井基文氏の4人が発起人となって2015年に第1回を開催。今回はクラゲでなく深海生物についても焦点をあてようと展示飼育数の多い竹島水族館がある蒲郡市を会場とした。
 会議では村上、安部、ランゲ、田井の4氏と、フランス、ドイツ、オーストラリアの学者、長崎県の九十九島水族館の吉田幸氏、かごしま水族館の西田和記氏らが出席した。
 ホストを務めた小林館長が講演。展示解説を手書きでその水生生物を食べた味の感想までを飼育スタッフが書いていることを紹介し、「深海生物をより多くの人たちに知ってもらいたい」と語った後、出席者に外国では来館者向けにどう展示解説を行っているのかを質問した。
 フランス国立海洋センターのシモン・べキュー氏は「その魚はどこで生息しているのか、どのようにして展示されることになったのかを教えている」、ランゲ氏は「かつては味も紹介していたがいまは行っていない。現在は自然界の中でどのような立場かを伝えている」と話した。
 会議は24日も同ホテルであり、パネルディスカッションなどを行う。
 また、新型コロナウイルスにより、中国やシンガポール、オランダ、イギリスからの来日を取りやめたという。
(安藤聡)

講演する小林館長=蒲郡市竹島町で
講演する小林館長=蒲郡市竹島町で
意見を述べるランゲ氏=同
意見を述べるランゲ氏=同

カテゴリー:社会・経済

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