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蒲郡で映画「ゾッキ」クランクアップ

カメラで撮影をチェックする3監督=蒲郡市内で(提供)
カメラで撮影をチェックする3監督=蒲郡市内で(提供)

 蒲郡市内で行われてきた映画「ゾッキ」のロケがクランクアップした。同市出身の漫画家大橋裕之さん原作を実写化しようと俳優の竹中直人、山田孝之、齊藤工さんの3人が監督を務め、今月4日から24日までの間に21日間撮影を行ってきた。
 原作「ゾッキ」は大橋さんが駆け出しの頃に描いた約30編をまとめた短編集で2017年に発表された。竹中さんが2年前に出演した舞台控え室にあった「ゾッキ」を読んで実写映画化を思いつき、親交がある山田、齊藤さんに映画監督として要請。共同で制作した。脚本は舞台演出家の倉持裕さんが手がけた。
 製作委員会によると、撮影では監督3人のうち2人または全員が一緒に演出。高校や漁港、海岸、裏路地など市内各所でロケを行った。初めてメガホンをとった山田さんは竹中、齊藤さんの撮り方を参考に、落ち着いて指示を出したという。
 撮影のため、市や商工会議所の実行委員会では延べ200人以上がスタッフや機材の移動協力、食事提供などを行って支援をした。
 出演者は今年秋に発表し、編集作業を行って来年に全国公開を予定する。
 監督を務めた3人のコメントは次の通り。
 竹中さん  撮影が終わってすごく寂しい。作品がどう仕上がっていくのかという緊張がある。これからが始まりです
 山田さん  理想的なキャストが集まってくれて、目の前で芝居をしてくれているのが本当にうれしかった。多くの人に助けてもらい、俳優さんたちに芝居をしてくれることができたと思います
 齊藤さん  蒲郡の方々にどうしてもセットでは映らない生きた時間があり、街自体の歴史が絶対に宿ると思った。役者さんが存在することで間違いなく実写ならではのゾッキの世界になると確証します
(安藤聡)

 蒲郡市内で行われてきた映画「ゾッキ」のロケがクランクアップした。同市出身の漫画家大橋裕之さん原作を実写化しようと俳優の竹中直人、山田孝之、齊藤工さんの3人が監督を務め、今月4日から24日までの間に21日間撮影を行ってきた。
 原作「ゾッキ」は大橋さんが駆け出しの頃に描いた約30編をまとめた短編集で2017年に発表された。竹中さんが2年前に出演した舞台控え室にあった「ゾッキ」を読んで実写映画化を思いつき、親交がある山田、齊藤さんに映画監督として要請。共同で制作した。脚本は舞台演出家の倉持裕さんが手がけた。
 製作委員会によると、撮影では監督3人のうち2人または全員が一緒に演出。高校や漁港、海岸、裏路地など市内各所でロケを行った。初めてメガホンをとった山田さんは竹中、齊藤さんの撮り方を参考に、落ち着いて指示を出したという。
 撮影のため、市や商工会議所の実行委員会では延べ200人以上がスタッフや機材の移動協力、食事提供などを行って支援をした。
 出演者は今年秋に発表し、編集作業を行って来年に全国公開を予定する。
 監督を務めた3人のコメントは次の通り。
 竹中さん  撮影が終わってすごく寂しい。作品がどう仕上がっていくのかという緊張がある。これからが始まりです
 山田さん  理想的なキャストが集まってくれて、目の前で芝居をしてくれているのが本当にうれしかった。多くの人に助けてもらい、俳優さんたちに芝居をしてくれることができたと思います
 齊藤さん  蒲郡の方々にどうしてもセットでは映らない生きた時間があり、街自体の歴史が絶対に宿ると思った。役者さんが存在することで間違いなく実写ならではのゾッキの世界になると確証します
(安藤聡)

カメラで撮影をチェックする3監督=蒲郡市内で(提供)
カメラで撮影をチェックする3監督=蒲郡市内で(提供)

カテゴリー:社会・経済 / 芸能・文化

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