豊橋技科大の女性教員比率上昇
豊橋技術科学大学(大西隆学長)が男女共同参画を推進し、女性教員比率が目標値に迫る12・02%に上昇した。女性限定の公募や男性教員の理解などが要因。女子学生向けのパンフレットも作り、“理系女子”を増やす取り組みも実施している。
学内には男女共同参画推進本部があり、2013(平成25)年度には女性教員比率の数値目標を設定、21年度までの数値目標を12・5%とする。
19年度で12・02%となり、中野裕美本部長は「6年間で2倍。制度をつくり、意識を改革した結果で学内の風土がずいぶん変わった」と話す。
また、女子学生は19年度、236人で全学生の11%。女子学生の声や就職状況、活躍ぶりなどを紹介したパンフレット「テクノガールズ百科」を女子学生6人と作り、高専生、高校生らに配布、女子学生の増加を目指す。
このほか、休憩室、授乳室、更衣室などを配置、託児にも使えるようにした図書館には、新たに多目的トイレにおむつ交換台を設置。男性教職員の育児休業取得者も少しずつ増え、同大学は男性も、女性も共に働きやすい、学びやすい環境づくりを進めている。
(中村晋也)
豊橋技術科学大学(大西隆学長)が男女共同参画を推進し、女性教員比率が目標値に迫る12・02%に上昇した。女性限定の公募や男性教員の理解などが要因。女子学生向けのパンフレットも作り、“理系女子”を増やす取り組みも実施している。
学内には男女共同参画推進本部があり、2013(平成25)年度には女性教員比率の数値目標を設定、21年度までの数値目標を12・5%とする。
19年度で12・02%となり、中野裕美本部長は「6年間で2倍。制度をつくり、意識を改革した結果で学内の風土がずいぶん変わった」と話す。
また、女子学生は19年度、236人で全学生の11%。女子学生の声や就職状況、活躍ぶりなどを紹介したパンフレット「テクノガールズ百科」を女子学生6人と作り、高専生、高校生らに配布、女子学生の増加を目指す。
このほか、休憩室、授乳室、更衣室などを配置、託児にも使えるようにした図書館には、新たに多目的トイレにおむつ交換台を設置。男性教職員の育児休業取得者も少しずつ増え、同大学は男性も、女性も共に働きやすい、学びやすい環境づくりを進めている。
(中村晋也)