蒲郡おもてなしコンシェルジュが春の観光マップづくり

　蒲郡観光交流おもてなしコンシェルジュたちが24日夜、蒲郡市民会館で春の蒲郡の楽しみ方を伝えようとマップづくりに取り組んだ。市内大塚、三谷、蒲郡、形原・西浦の４地区で花や景色の見どころや土産品購入場所など意見を出し合い、オススメコースを作り上げた。３月中にまとめ、同市観光交流センターナビテラスで掲示するほか、インターネットで公開する。
　蒲郡を訪れた人たちを心地よく迎えられる人材をと、市観光ビジョン推進委員会が２００８（平成20）年から毎年検定を行っている。検定合格者は１０００人以上おり、「総合案内人」の意味がある「コンシェルジュ」となっている。
　マップづくりは市観光協会が中心となって企画。口コミ情報を持ち合わせているコンシェルジュたちがオススメできるコースをと初めて企画した。
　約30人が参加。「橘丘里山緑地はギョイコウザクラがきれい」「形原神社の山はサクラが咲くとすばらしい」など花の見どころ、「肉屋さんは厚さを指定してとんかつを揚げてくれる」「海産物たっぷりのせんべいが買える」などの食の情報も加えてウオーキングコースをつくりあげた。
（安藤聡）