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豊橋に重症心身障がい児支援施設

重症心身障がい児支援施設「みらいおん」=豊橋市野田町で(提供)
重症心身障がい児支援施設「みらいおん」=豊橋市野田町で(提供)

 豊橋市の一般社団法人ココロネ(大村志穂代表理事)による、東三河では数少ない重症心身障がい児支援施設「みらいおん」が同市野田町に完成。4月2日の開所予定を前に14日、施設内覧会が開かれ、関心のある家族連れなどが訪れた。
 大村代表理事は准看護師。正看護師を目指す中、医療より福祉への思いが強くなり、福祉施設で働いた後、志を同じくする仲間らとともに重症心身障がい児施設の開所を目指し、昨年10月に法人を立ち上げ準備を進めてきた。築43年の2階建て住宅(延べ床面積約170平方㍍)を借り受け、広い指導訓練室や静養室など設置、自分たちで工夫しながら改修してこの日を迎えた。
 施設は月~金曜に児童発達支援(午前10時~午後2時)と放課後等デイサービス(午後2時半~4時半。祝日は午前10時~午後4時)を運営。療育手帳に重症児と記された0~18歳の子が対象で、療育、機能訓練など個々の要望に沿ったケアをしていく。定員は1日あたり5人。「重症児には特に手厚いケアが必要」と大村代表理事。スタッフを9人体制とし、マンツーマンのきめ細かな支援にあたる予定という。
 「重症児の生活環境はまだまだ貧弱で、障がい児、特に重症児の福祉サービスは質、量共に不足している。私たちは自分の家族と同じように、将来に不安を抱えるご家族の拠り所になれるような施設を運営していく意気込みです」と伊藤俊輝・代表副理事(理学療法士)。軌道に乗れば土曜の開所や、同所を軸に近隣市町でも重症児専門施設を展開していきたいとしている。
 内覧会は15日も午前10時~午後4時に実施。同所ではスタッフも募集中。見学等の問い合わせは同所(0532・73・3521)へ。
(田中博子)

 豊橋市の一般社団法人ココロネ(大村志穂代表理事)による、東三河では数少ない重症心身障がい児支援施設「みらいおん」が同市野田町に完成。4月2日の開所予定を前に14日、施設内覧会が開かれ、関心のある家族連れなどが訪れた。
 大村代表理事は准看護師。正看護師を目指す中、医療より福祉への思いが強くなり、福祉施設で働いた後、志を同じくする仲間らとともに重症心身障がい児施設の開所を目指し、昨年10月に法人を立ち上げ準備を進めてきた。築43年の2階建て住宅(延べ床面積約170平方㍍)を借り受け、広い指導訓練室や静養室など設置、自分たちで工夫しながら改修してこの日を迎えた。
 施設は月~金曜に児童発達支援(午前10時~午後2時)と放課後等デイサービス(午後2時半~4時半。祝日は午前10時~午後4時)を運営。療育手帳に重症児と記された0~18歳の子が対象で、療育、機能訓練など個々の要望に沿ったケアをしていく。定員は1日あたり5人。「重症児には特に手厚いケアが必要」と大村代表理事。スタッフを9人体制とし、マンツーマンのきめ細かな支援にあたる予定という。
 「重症児の生活環境はまだまだ貧弱で、障がい児、特に重症児の福祉サービスは質、量共に不足している。私たちは自分の家族と同じように、将来に不安を抱えるご家族の拠り所になれるような施設を運営していく意気込みです」と伊藤俊輝・代表副理事(理学療法士)。軌道に乗れば土曜の開所や、同所を軸に近隣市町でも重症児専門施設を展開していきたいとしている。
 内覧会は15日も午前10時~午後4時に実施。同所ではスタッフも募集中。見学等の問い合わせは同所(0532・73・3521)へ。
(田中博子)

重症心身障がい児支援施設「みらいおん」=豊橋市野田町で(提供)
重症心身障がい児支援施設「みらいおん」=豊橋市野田町で(提供)

カテゴリー:社会・経済

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