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豊橋・二川宿の案内看板を設置

除幕された案内看板。本陣資料館、駅などの方向、距離も分かる=豊橋市大岩町で
除幕された案内看板。本陣資料館、駅などの方向、距離も分かる=豊橋市大岩町で

 江戸時代の宿場町の面影を残す豊橋市二川地区の住民団体、大岩中まちづくり会(横田健会長)が二川宿の案内看板を設置し、25日、現地で除幕式を開いた。初めて訪れる観光客らのおもてなしの一環で、草花などを飾る手作りの木製プランターボックスも沿道などに置いた。
 案内看板は、旧東海道沿いにある豊橋市大岩町の市消防団二川分団消防器具庫前に設置。縦1㍍、横1・7㍍の大きさで、宿場町全体の地図と二川宿本陣資料館、JR二川駅などの方向と距離を表示した。
 東西に長い旧東海道。通りには二川駅から東側に本陣資料館、商家「駒屋」などがあるが、初めて訪れた観光客が道に迷ったり、本陣資料館の場所をたずねたりすることがあったため、住民団体は駅から600㍍のほぼ中間地点にあたる場所に案内看板を設けた。ここから資料館までは450㍍。
 この日は住民らが現地に集まり、代表者が幕を引いた。横田会長は「『二川っていいね』『ずっと住みたいね』と言われるように活動していきたい」とあいさつした。
 大岩中まちづくり会は一昨年4月に発足。通り沿いを中心にした大岩町東郷内、北山の住民ら約60人が会員となり、宿場町のまち並みに合った景観の形成に約束事を取り決めた。その後、助成金を活用し、案内看板や木製プランターボックスの製作、設置を進めていた。
 プランターボックスは、旧東海道を花で彩ろうと他の住民団体も取り組んでいるのに合わせて行い、40個を作った。
 二川地区では、大岩中まちづくり会のほか、“二川宿”まちづくり会、大岩町東まちづくり会の住民団体も活動。通り沿いに、つるし飾りを飾り付けるグループなどもあり、昨年春には二川宿地区が都市景観大賞(国土交通大臣賞)を受賞している。
(中村晋也)

 江戸時代の宿場町の面影を残す豊橋市二川地区の住民団体、大岩中まちづくり会(横田健会長)が二川宿の案内看板を設置し、25日、現地で除幕式を開いた。初めて訪れる観光客らのおもてなしの一環で、草花などを飾る手作りの木製プランターボックスも沿道などに置いた。
 案内看板は、旧東海道沿いにある豊橋市大岩町の市消防団二川分団消防器具庫前に設置。縦1㍍、横1・7㍍の大きさで、宿場町全体の地図と二川宿本陣資料館、JR二川駅などの方向と距離を表示した。
 東西に長い旧東海道。通りには二川駅から東側に本陣資料館、商家「駒屋」などがあるが、初めて訪れた観光客が道に迷ったり、本陣資料館の場所をたずねたりすることがあったため、住民団体は駅から600㍍のほぼ中間地点にあたる場所に案内看板を設けた。ここから資料館までは450㍍。
 この日は住民らが現地に集まり、代表者が幕を引いた。横田会長は「『二川っていいね』『ずっと住みたいね』と言われるように活動していきたい」とあいさつした。
 大岩中まちづくり会は一昨年4月に発足。通り沿いを中心にした大岩町東郷内、北山の住民ら約60人が会員となり、宿場町のまち並みに合った景観の形成に約束事を取り決めた。その後、助成金を活用し、案内看板や木製プランターボックスの製作、設置を進めていた。
 プランターボックスは、旧東海道を花で彩ろうと他の住民団体も取り組んでいるのに合わせて行い、40個を作った。
 二川地区では、大岩中まちづくり会のほか、“二川宿”まちづくり会、大岩町東まちづくり会の住民団体も活動。通り沿いに、つるし飾りを飾り付けるグループなどもあり、昨年春には二川宿地区が都市景観大賞(国土交通大臣賞)を受賞している。
(中村晋也)

除幕された案内看板。本陣資料館、駅などの方向、距離も分かる=豊橋市大岩町で
除幕された案内看板。本陣資料館、駅などの方向、距離も分かる=豊橋市大岩町で

カテゴリー:社会・経済

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