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桜の名所再生へ第一歩 豊橋・岩屋緑地で植樹

再生の第一歩として実施されたソメイヨシノの苗木の植樹=岩屋緑地で
再生の第一歩として実施されたソメイヨシノの苗木の植樹=岩屋緑地で

 豊橋市の桜の名所の一つ、岩屋緑地(大岩町)の桜広場を再生しようと、住民グループ「岩屋緑地に親しむ会」(西川収二会長)などが26日、市民らとソメイヨシノの苗木25本を植えた。老木や成長しにくい環境となっているため再生に乗り出し、その第一弾。市制110周年市民提案イベントとして実施した。
 岩屋緑地は向山緑地、豊橋公園と並び、桜の三大名所。ソメイヨシノの寿命は一般的に60年とされ、各所とも老木が目立っている。岩屋緑地ではコナラなど周辺にある木が伸びて日陰となり、成長しにくい環境にもなった。
 親しむ会は、ソメイヨシノの成長を考えて樹木を伐採するなどして苗木の植樹を計画した。
 この日は募集した家族連れ、小学生らが集まり、会員に手助けしてもらいながら土をかぶせ、水を与えた。記念に名札も取り付けた。坂柳泰光議長、木村邦久副市長も参加した。
 岩屋緑地を遊び場にしている市立飯村小学校4年・長坂莉緒さんと社本夢奈さん、大西康平君は「よく遊びに来るところなので、向山緑地など他の所より大きく育ってほしい」と願いを込めて話した。
 親しむ会では再生に向け、緑地南側の計6カ所で植樹を計画。西川会長は「子どもや家族にとって(植樹が)思い出になるといい」と話した。
 岩屋緑地は身近な里山として市民に親しまれ、豊かな自然のほか、防空壕跡、豊橋を全国有数の製糸のまちに発展させた女性起業家・小渕志ちの銅像などもある。
 ここを拠点に活動してきた西川会長は「17年が経ち、人が訪れるようになった。桜だけでなく、子どもたちが自然に親しんだり、観察したりしてもらえれば」と期待を寄せた。
(中村晋也)

 豊橋市の桜の名所の一つ、岩屋緑地(大岩町)の桜広場を再生しようと、住民グループ「岩屋緑地に親しむ会」(西川収二会長)などが26日、市民らとソメイヨシノの苗木25本を植えた。老木や成長しにくい環境となっているため再生に乗り出し、その第一弾。市制110周年市民提案イベントとして実施した。
 岩屋緑地は向山緑地、豊橋公園と並び、桜の三大名所。ソメイヨシノの寿命は一般的に60年とされ、各所とも老木が目立っている。岩屋緑地ではコナラなど周辺にある木が伸びて日陰となり、成長しにくい環境にもなった。
 親しむ会は、ソメイヨシノの成長を考えて樹木を伐採するなどして苗木の植樹を計画した。
 この日は募集した家族連れ、小学生らが集まり、会員に手助けしてもらいながら土をかぶせ、水を与えた。記念に名札も取り付けた。坂柳泰光議長、木村邦久副市長も参加した。
 岩屋緑地を遊び場にしている市立飯村小学校4年・長坂莉緒さんと社本夢奈さん、大西康平君は「よく遊びに来るところなので、向山緑地など他の所より大きく育ってほしい」と願いを込めて話した。
 親しむ会では再生に向け、緑地南側の計6カ所で植樹を計画。西川会長は「子どもや家族にとって(植樹が)思い出になるといい」と話した。
 岩屋緑地は身近な里山として市民に親しまれ、豊かな自然のほか、防空壕跡、豊橋を全国有数の製糸のまちに発展させた女性起業家・小渕志ちの銅像などもある。
 ここを拠点に活動してきた西川会長は「17年が経ち、人が訪れるようになった。桜だけでなく、子どもたちが自然に親しんだり、観察したりしてもらえれば」と期待を寄せた。
(中村晋也)

再生の第一歩として実施されたソメイヨシノの苗木の植樹=岩屋緑地で
再生の第一歩として実施されたソメイヨシノの苗木の植樹=岩屋緑地で

カテゴリー:社会・経済

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