文字の大きさ

田原市が防災ハンドブック作成

女性視点を多く取り入れた防災ハンドブック「防災とたはら暮らし」=田原市役所で
女性視点を多く取り入れた防災ハンドブック「防災とたはら暮らし」=田原市役所で

 女性の視点を多く盛り込んだ防災ハンドブック「防災とたはら暮らし」を田原市が作った。家族のために「今」できることをテーマに、家族構成に合わせた備蓄品の準備や防災情報の集め方、避難所生活の注意点など、すぐに始められる災害への備えをまとめている。
 A5判18㌻。東日本大震災被災地の宮城県仙台市にある「せんだい女性防災リーダーネットワーク」や、田原市大久保町の女性防災グループ「スマイルの会」らに協力してもらい作り上げた。
 同市は、南海トラフ地震の発生で甚大な被害が懸念される。ハンドブックは、自分自身と家族を守り、いち早く元の生活に戻るための防災対策を紹介している。書き込んだり、チェックを入れる欄を設けたりして、自分専用のハンドブックとして使用できる。
 ママや妊婦、介護を必要とする人が家族にいる場合など、それぞれの家族構成にあった備蓄品を例に挙げた。発災後すぐに必要になるものを詰めた防災ポーチを、普段使いのバッグに入れておくことも助言する。パッククッキングの調理方法や災害時に自宅のトイレを使う方法、さらには、避難所生活での防犯上の注意点も記す。
 東日本大震災の教訓を随所に盛り込んだ。地域とのつながりの大切さ、分散備蓄の重要性、避難所では施設の一室を女性専用スペースとして開設することの必要性など、体験談も交えて掲載している。
 市防災対策課は「普段の生活からすぐ始められる内容を多く盛り込んだ。備えについて考えるきっかけにしてほしい」と話す。
 2000部を発行。今月から、市内の保育園やこども園に通う園児の保護者、母子手帳交付時や乳幼児健診時の際にママたちへ手渡す。市ホームページからもダウンロードできる。
(飯塚雪)

 女性の視点を多く盛り込んだ防災ハンドブック「防災とたはら暮らし」を田原市が作った。家族のために「今」できることをテーマに、家族構成に合わせた備蓄品の準備や防災情報の集め方、避難所生活の注意点など、すぐに始められる災害への備えをまとめている。
 A5判18㌻。東日本大震災被災地の宮城県仙台市にある「せんだい女性防災リーダーネットワーク」や、田原市大久保町の女性防災グループ「スマイルの会」らに協力してもらい作り上げた。
 同市は、南海トラフ地震の発生で甚大な被害が懸念される。ハンドブックは、自分自身と家族を守り、いち早く元の生活に戻るための防災対策を紹介している。書き込んだり、チェックを入れる欄を設けたりして、自分専用のハンドブックとして使用できる。
 ママや妊婦、介護を必要とする人が家族にいる場合など、それぞれの家族構成にあった備蓄品を例に挙げた。発災後すぐに必要になるものを詰めた防災ポーチを、普段使いのバッグに入れておくことも助言する。パッククッキングの調理方法や災害時に自宅のトイレを使う方法、さらには、避難所生活での防犯上の注意点も記す。
 東日本大震災の教訓を随所に盛り込んだ。地域とのつながりの大切さ、分散備蓄の重要性、避難所では施設の一室を女性専用スペースとして開設することの必要性など、体験談も交えて掲載している。
 市防災対策課は「普段の生活からすぐ始められる内容を多く盛り込んだ。備えについて考えるきっかけにしてほしい」と話す。
 2000部を発行。今月から、市内の保育園やこども園に通う園児の保護者、母子手帳交付時や乳幼児健診時の際にママたちへ手渡す。市ホームページからもダウンロードできる。
(飯塚雪)

女性視点を多く取り入れた防災ハンドブック「防災とたはら暮らし」=田原市役所で
女性視点を多く取り入れた防災ハンドブック「防災とたはら暮らし」=田原市役所で

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR