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東三河各地で小学校入学式

新入生と教職員、保護者だけで行われた入学式。本来なら6年生がいる場所に空間ができた=豊橋市立植田小学校で
新入生と教職員、保護者だけで行われた入学式。本来なら6年生がいる場所に空間ができた=豊橋市立植田小学校で

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、東三河の多くの小学校で6日、入学式が開かれた。各校は、集団感染のリスクを最小限にするため、出席者を制限し、式の内容を簡素化するなど対策を講じた。
 このうち豊橋市内では、小学校52校と市立のくすのき特別支援学校、豊橋高校、家政高等専修学校であった。来賓、在校生らは出席せず、保護者は2人までとした。時間も短縮し、例年とは大幅に異なる内容となった。
 植田小では、新1年生42人が父母らと登校、式に臨んだ。会場の体育館は、本来なら在校生の6年生がいる場所に空間ができたほか、窓を開けるなど会場の換気に努めた。
 例年と違う入学式になったが、近藤久弥校長は式辞で「新1年生を迎える気持ちに変わりはあません」と述べ、新入生に早寝早起きと、あいさつを呼び掛けて「これからの学校生活を頑張ってください」と激励した。
 マスク姿の新1年生は、担任の先生から名前を呼ばれると元気よく返事をして立ち上がった。校歌などの斉唱も取りやめ、式は十数分で終わった。
 出席した母親の1人は「入学式ができてよかった」と喜ぶ一方、再び休校となることに「仕方ないですね」と話していた。
 蒲郡市では全13小学校で式が行われ、計623人が入学。式を簡略化したほか、会場での換気の徹底、マスクの着用を呼び掛けた。
 新城市では全13小学校で入学式があり、計335人が入学した。市教委は、会場となる体育館で参加者が密着しないように、保護者の出席を児童1人につき1人と限定した。学校の前では、新入生は母親らと手をつないで初登校する姿が見られた。
(取材班)

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、東三河の多くの小学校で6日、入学式が開かれた。各校は、集団感染のリスクを最小限にするため、出席者を制限し、式の内容を簡素化するなど対策を講じた。
 このうち豊橋市内では、小学校52校と市立のくすのき特別支援学校、豊橋高校、家政高等専修学校であった。来賓、在校生らは出席せず、保護者は2人までとした。時間も短縮し、例年とは大幅に異なる内容となった。
 植田小では、新1年生42人が父母らと登校、式に臨んだ。会場の体育館は、本来なら在校生の6年生がいる場所に空間ができたほか、窓を開けるなど会場の換気に努めた。
 例年と違う入学式になったが、近藤久弥校長は式辞で「新1年生を迎える気持ちに変わりはあません」と述べ、新入生に早寝早起きと、あいさつを呼び掛けて「これからの学校生活を頑張ってください」と激励した。
 マスク姿の新1年生は、担任の先生から名前を呼ばれると元気よく返事をして立ち上がった。校歌などの斉唱も取りやめ、式は十数分で終わった。
 出席した母親の1人は「入学式ができてよかった」と喜ぶ一方、再び休校となることに「仕方ないですね」と話していた。
 蒲郡市では全13小学校で式が行われ、計623人が入学。式を簡略化したほか、会場での換気の徹底、マスクの着用を呼び掛けた。
 新城市では全13小学校で入学式があり、計335人が入学した。市教委は、会場となる体育館で参加者が密着しないように、保護者の出席を児童1人につき1人と限定した。学校の前では、新入生は母親らと手をつないで初登校する姿が見られた。
(取材班)

新入生と教職員、保護者だけで行われた入学式。本来なら6年生がいる場所に空間ができた=豊橋市立植田小学校で
新入生と教職員、保護者だけで行われた入学式。本来なら6年生がいる場所に空間ができた=豊橋市立植田小学校で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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