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豊橋技科大の寺嶋新学長あいさつ

就任のあいさつをする寺嶋学長=豊橋技術科学大学で
就任のあいさつをする寺嶋学長=豊橋技術科学大学で

 豊橋技術科学大学の寺嶋一彦新学長(67)が9日、定例記者会見で就任のあいさつをした。四つの方針などを示し、主な取り組みを説明した。
 寺嶋学長は京都市出身。京都大学で研究員を務めた後、豊橋技科大でシステム制御工学、ロボット工学を専門とし、教授などを務めた。3月まで副学長だった。
 方針の一つを「社会に貢献し、元気な大学をつくる」とし、「優秀な学生を世に送り、研究を通じ社会、地域に貢献する。元気とは(学内での)学生、教職員の活力」と述べた。
 「技術科学で世界を変える」のキャッチフレーズも掲げており、「学生は高専生出身が8割。ものづくりをする学生らの技術を伸ばし、産学官連携で社会実装、実用化し、世の中に送り出す」と話した。
 研究、教育に関しては「先生が進める多様な研究活動を、伸び伸びとやってもらう」とし、学生には「集めて、つないで、動かすというものづくりの基本をしっかり教える」と期待を込めて話した。
 地域に対しては、産学官連携を進め「地域の活性化をしたい」と意欲をみせた。大学運営に関しては、ボトムアップとトップダウンの均衡を取りつつ「理事と協力し、大学の前進のため尽くしたい」と抱負を述べた。
 山本進一、角田範義両副学長もあいさつした。
(中村晋也)

 豊橋技術科学大学の寺嶋一彦新学長(67)が9日、定例記者会見で就任のあいさつをした。四つの方針などを示し、主な取り組みを説明した。
 寺嶋学長は京都市出身。京都大学で研究員を務めた後、豊橋技科大でシステム制御工学、ロボット工学を専門とし、教授などを務めた。3月まで副学長だった。
 方針の一つを「社会に貢献し、元気な大学をつくる」とし、「優秀な学生を世に送り、研究を通じ社会、地域に貢献する。元気とは(学内での)学生、教職員の活力」と述べた。
 「技術科学で世界を変える」のキャッチフレーズも掲げており、「学生は高専生出身が8割。ものづくりをする学生らの技術を伸ばし、産学官連携で社会実装、実用化し、世の中に送り出す」と話した。
 研究、教育に関しては「先生が進める多様な研究活動を、伸び伸びとやってもらう」とし、学生には「集めて、つないで、動かすというものづくりの基本をしっかり教える」と期待を込めて話した。
 地域に対しては、産学官連携を進め「地域の活性化をしたい」と意欲をみせた。大学運営に関しては、ボトムアップとトップダウンの均衡を取りつつ「理事と協力し、大学の前進のため尽くしたい」と抱負を述べた。
 山本進一、角田範義両副学長もあいさつした。
(中村晋也)

就任のあいさつをする寺嶋学長=豊橋技術科学大学で
就任のあいさつをする寺嶋学長=豊橋技術科学大学で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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