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東三河唯一の「保護猫カフェ」

店の外観
店の外観
猫じゃらしで遊んでもらう
猫じゃらしで遊んでもらう

東三河地方で唯一の「保護猫カフェ」が豊川市大木町にある。昨年12月オープンの「tormenta(トルメンタ)」だ。猫好きには有名なスポットになっている店を今月初めに訪ねた。
 東名高速道路豊川インターチェンジから車で数分。出入り口は二重で、猫が外に出ないようにしてある。靴を脱いで靴下に除菌スプレーをかけ、手を洗って手指消毒をしてから中に入る。飲み物を注文し、椅子に座る。先客が2組いた。2部屋あり、移動は自由だ。
 十数匹の保護猫たちは、猫じゃらしで遊んでもらったり、キャットタワーに登ったり、隅でくつろだりしている。膝に乗って、毛づくろいを始めた。
 あまり鳴かない。営業開始直後は「猫様専用休憩所」(控室)の中で「出せ」「おなか空いた」と大騒ぎだが。ケージの中にいるのは、デビュー前の猫。まだ人になじんでおらず、様子を見学させている。遠くからじっとこちらを見ているのも「新人」だろうか。
 オーナーは、地元の益田凌平さん。開業資金調達はクラウドファンディングも活用した。中部大学4年の時に起業した社会人1年生だ。子どもの頃から動物好きで、大学では保護猫サークルの初代代表を務めた。店名の「トルメンタ」はスペイン語で嵐。子どもの頃に飼っていた鉢割れ猫の「フブキ」にちなむ。
 新型コロナウイルス対策で営業時間、形態が一部変わった。「今なら猫を独占できることもありますよ」とスタッフの男性。猫たちも、新しい飼い主が現れるのを心待ちにしているに違いない。
(山田一晶)

東三河地方で唯一の「保護猫カフェ」が豊川市大木町にある。昨年12月オープンの「tormenta(トルメンタ)」だ。猫好きには有名なスポットになっている店を今月初めに訪ねた。
 東名高速道路豊川インターチェンジから車で数分。出入り口は二重で、猫が外に出ないようにしてある。靴を脱いで靴下に除菌スプレーをかけ、手を洗って手指消毒をしてから中に入る。飲み物を注文し、椅子に座る。先客が2組いた。2部屋あり、移動は自由だ。
 十数匹の保護猫たちは、猫じゃらしで遊んでもらったり、キャットタワーに登ったり、隅でくつろだりしている。膝に乗って、毛づくろいを始めた。
 あまり鳴かない。営業開始直後は「猫様専用休憩所」(控室)の中で「出せ」「おなか空いた」と大騒ぎだが。ケージの中にいるのは、デビュー前の猫。まだ人になじんでおらず、様子を見学させている。遠くからじっとこちらを見ているのも「新人」だろうか。
 オーナーは、地元の益田凌平さん。開業資金調達はクラウドファンディングも活用した。中部大学4年の時に起業した社会人1年生だ。子どもの頃から動物好きで、大学では保護猫サークルの初代代表を務めた。店名の「トルメンタ」はスペイン語で嵐。子どもの頃に飼っていた鉢割れ猫の「フブキ」にちなむ。
 新型コロナウイルス対策で営業時間、形態が一部変わった。「今なら猫を独占できることもありますよ」とスタッフの男性。猫たちも、新しい飼い主が現れるのを心待ちにしているに違いない。
(山田一晶)

店の外観
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猫じゃらしで遊んでもらう
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カテゴリー:社会・経済

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