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配達される布マスク
配達される布マスク
報道陣に公開された配達の様子
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いつ届く?アベノマスク

 全世帯に2枚ずつの布マスクが、県内でも配られ始めた。ただ、東三河に届くのがいつになるのか不明だ。県内は新型コロナウイルス感染対策の国の緊急事態宣言が解除されている。一時は高騰し、ネット高額転売などが横行したが、現在は価格が下がり始め、都内などでは「バブル崩壊」とまでいわれている。マスクはいつ届くのか、政府の施策は正しかったのか。この1週間を振り返る。
14日、名古屋市西区の名古屋西郵便局。国から2万8800件の布マスクが届いていた。その配達の様子が報道陣に公開された。
 郵便局によるとこの日、東海地方向けには愛知と岐阜の両県にマスクが届いていたという。国の特定警戒都道府県に指定されていた両県が優先されたようだ。
 マスクは各世帯2枚。配達されるパッケージは透明で、マスクが外から見えるようになっている。入っている紙には「3密」の防止を呼びかけるメッセージがある。
 国会議員がツイッターで「議員会館に届いた」と疑問視していたが、これは配達先が「郵便物が届く住所」として郵便局に登録されている場所になっているためだ。だから、家庭だけでなく、事業所などのポストにも投函されることがある。
 県内だけでも355万件の配達先がある。「人が住んでいるかどうか」を仕分けするには、また手間がかかる。そこで、できるだけ届ける時間を短縮するため、このような一斉配達の方法を採用したのだ。「お客様の元へ早く、確実に届けたい」と郵便局の担当者。
 局のスタッフが、バイクに積み込む姿も公開された。プラスチック製の箱に入ったマスクを後部の荷台のBOXに入れて、ふたをする。そして各戸のポストに、他の郵便物などと一緒に配達していく。家の人にはんこを押してもらうこともないので、気づいたら届いていた、ということになる。
 厚生労働省の「マスク班」がホームページで各都道府県の配達状況を公開している。見てみたが、県内は「配達中」と表示されるだけ。どこのエリアにいつごろ、という情報は無い。まだ届いていない三重県などは「準備中」とある。人々が求める情報は載っていない。厚労省も忙しいのだろう。郵便局に尋ねても、いつごろ届くかは分からないという。
 マスク施策の問い合わせは厚労省が「布マスクの全戸配布に関する電話相談窓口」(0120・551・299)を設置している。全日午前9時~午後6時。厚労省のホームページには、Q&Aも掲載されている。=QRコード。
 もう少し待つしかなさそうだ。(続きは本紙で)
(山田一晶)

いつ届く?アベノマスク

 全世帯に2枚ずつの布マスクが、県内でも配られ始めた。ただ、東三河に届くのがいつになるのか不明だ。県内は新型コロナウイルス感染対策の国の緊急事態宣言が解除されている。一時は高騰し、ネット高額転売などが横行したが、現在は価格が下がり始め、都内などでは「バブル崩壊」とまでいわれている。マスクはいつ届くのか、政府の施策は正しかったのか。この1週間を振り返る。
14日、名古屋市西区の名古屋西郵便局。国から2万8800件の布マスクが届いていた。その配達の様子が報道陣に公開された。
 郵便局によるとこの日、東海地方向けには愛知と岐阜の両県にマスクが届いていたという。国の特定警戒都道府県に指定されていた両県が優先されたようだ。
 マスクは各世帯2枚。配達されるパッケージは透明で、マスクが外から見えるようになっている。入っている紙には「3密」の防止を呼びかけるメッセージがある。
 国会議員がツイッターで「議員会館に届いた」と疑問視していたが、これは配達先が「郵便物が届く住所」として郵便局に登録されている場所になっているためだ。だから、家庭だけでなく、事業所などのポストにも投函されることがある。
 県内だけでも355万件の配達先がある。「人が住んでいるかどうか」を仕分けするには、また手間がかかる。そこで、できるだけ届ける時間を短縮するため、このような一斉配達の方法を採用したのだ。「お客様の元へ早く、確実に届けたい」と郵便局の担当者。
 局のスタッフが、バイクに積み込む姿も公開された。プラスチック製の箱に入ったマスクを後部の荷台のBOXに入れて、ふたをする。そして各戸のポストに、他の郵便物などと一緒に配達していく。家の人にはんこを押してもらうこともないので、気づいたら届いていた、ということになる。
 厚生労働省の「マスク班」がホームページで各都道府県の配達状況を公開している。見てみたが、県内は「配達中」と表示されるだけ。どこのエリアにいつごろ、という情報は無い。まだ届いていない三重県などは「準備中」とある。人々が求める情報は載っていない。厚労省も忙しいのだろう。郵便局に尋ねても、いつごろ届くかは分からないという。
 マスク施策の問い合わせは厚労省が「布マスクの全戸配布に関する電話相談窓口」(0120・551・299)を設置している。全日午前9時~午後6時。厚労省のホームページには、Q&Aも掲載されている。=QRコード。
 もう少し待つしかなさそうだ。(続きは本紙で)
(山田一晶)

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