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クラウドファンディングで猫の不妊手術費

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赤塚山公園内に設置されたシェルター
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クラウドファンディングで猫の不妊手術費

 豊川市が、県内の自治体では初めて、クラウドファンディングを活用した猫の不妊去勢手術費を集める事業を始めた。わずか2日で目標達成率60%を超え、大きな関心を集める。生活環境の悪化やご近所トラブルの原因にもなる野良猫や捨て猫を減らす「地域猫活動」の広まりも期待される。

 目標額を100万円に、個人はふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」=QRコード=で8月15日まで受け付ける。企業などは申し込み用紙で来年3月末まで。18日にスタートしたが、19日までに77人から64万2000円が寄せられている。
 個人は50万円以上、企業は300万円以上で表彰される。また、10万円以上寄付した企業は市のホームページでPRされる。
 市内では、飼い主のいない猫の糞尿被害などの苦情が相次いでいる。車にはねられた猫の死体の回収依頼は年間約450件。また、猫が好きな人と嫌いな人の間でトラブルに発展するケースも多い。これらの状況を少しでも改善するため、市は繁殖を防ぐため、猫の不妊去勢手術費を集める事業を始めた。
 公営の赤塚山公園(市田町)や三河臨海緑地(御津町)は、猫を捨てに来る人が後を絶たない。その結果、野良猫となって敷地内に住み着いている。市とボランティアは猫の手術費を負担したり、餌やり場やシェルターを設置するなどして保護している。
 また、伊奈町前山と二葉町では、昨年から住民とボランティアが連携して餌やりや糞尿の片付けをする地域猫活動をしている。これまで約50匹に手術をしたが、1匹あたり1万~3万円と高額なため、なかなか進まないのが現状だ。
 今回の事業により、地域猫活動の広がりが期待される。伊奈町前山で捕獲保護を中心に活動している「ネコの会」のメンバーは「活動が普及するれば、飼い主のいない猫問題で悩まれている地域が減る。人も猫も幸せなまちづくりが進むことを期待します」と話している。
(由本裕貴)

 豊川市が、県内の自治体では初めて、クラウドファンディングを活用した猫の不妊去勢手術費を集める事業を始めた。わずか2日で目標達成率60%を超え、大きな関心を集める。生活環境の悪化やご近所トラブルの原因にもなる野良猫や捨て猫を減らす「地域猫活動」の広まりも期待される。

 目標額を100万円に、個人はふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」=QRコード=で8月15日まで受け付ける。企業などは申し込み用紙で来年3月末まで。18日にスタートしたが、19日までに77人から64万2000円が寄せられている。
 個人は50万円以上、企業は300万円以上で表彰される。また、10万円以上寄付した企業は市のホームページでPRされる。
 市内では、飼い主のいない猫の糞尿被害などの苦情が相次いでいる。車にはねられた猫の死体の回収依頼は年間約450件。また、猫が好きな人と嫌いな人の間でトラブルに発展するケースも多い。これらの状況を少しでも改善するため、市は繁殖を防ぐため、猫の不妊去勢手術費を集める事業を始めた。
 公営の赤塚山公園(市田町)や三河臨海緑地(御津町)は、猫を捨てに来る人が後を絶たない。その結果、野良猫となって敷地内に住み着いている。市とボランティアは猫の手術費を負担したり、餌やり場やシェルターを設置するなどして保護している。
 また、伊奈町前山と二葉町では、昨年から住民とボランティアが連携して餌やりや糞尿の片付けをする地域猫活動をしている。これまで約50匹に手術をしたが、1匹あたり1万~3万円と高額なため、なかなか進まないのが現状だ。
 今回の事業により、地域猫活動の広がりが期待される。伊奈町前山で捕獲保護を中心に活動している「ネコの会」のメンバーは「活動が普及するれば、飼い主のいない猫問題で悩まれている地域が減る。人も猫も幸せなまちづくりが進むことを期待します」と話している。
(由本裕貴)

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カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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