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豊橋の喫茶「路面電車」に来てね

席数を半分に減らした店内で利用を呼び掛ける荒木さん=路面電車で
席数を半分に減らした店内で利用を呼び掛ける荒木さん=路面電車で

 豊橋市前畑町の市総合福祉センター「あいトピア」内にある喫茶「路面電車」。障害当事者や障害者団体役員らで運営、今月から約3カ月ぶりに営業を再開した。しかし、周知不足か客足が伸びず、スタッフを悩ませている。
 市内の6障害者団体で作る「豊橋障害者(児)団体連合協議会(豊障連)」が市の委託を受けて運営している。各団体所属の障害当事者や家族ら10人が週1~3回交代で働く。火~土曜の営業で、センター利用者や近隣住民らの憩いの場として、1日30人以上、多い時では80人を超える利用客があった。
 しかし新型コロナウイルスの影響で施設が閉館したため休みを余儀なくされ、今月2日にようやく再開した。席数を半減させるなど、ソーシャルディスタンスに配慮したほか、人がレジに集中しないよう、入口で注文票に記入してから順にレジに向かうシステムに変更した。十分な対策をしたものの、館内で各種講座などがないこと、常連である近隣の高齢者らに再開が知られていないことなどから、客足が伸びず、1桁の利用が続いているという。
 現在は単品の食事を提供しているが、現状を打破しようとコーヒーのテークアウトを始めたり、常連に人気のそうめんが付いたモーニングサービスを用意、冷やし中華もメニューに加えた。客足が戻れば日替わりランチの復活も考えるという。
 食事後はマスク入れとして持ち帰ることもできる、スタッフ手作りの紙製マスク置きも設置。責任者の荒木登喜子さんは「万全の対策をしているので、ぜひお寄りください」と来店を呼び掛ける。
 営業は午前9時~午後2時。
(田中博子)

 豊橋市前畑町の市総合福祉センター「あいトピア」内にある喫茶「路面電車」。障害当事者や障害者団体役員らで運営、今月から約3カ月ぶりに営業を再開した。しかし、周知不足か客足が伸びず、スタッフを悩ませている。
 市内の6障害者団体で作る「豊橋障害者(児)団体連合協議会(豊障連)」が市の委託を受けて運営している。各団体所属の障害当事者や家族ら10人が週1~3回交代で働く。火~土曜の営業で、センター利用者や近隣住民らの憩いの場として、1日30人以上、多い時では80人を超える利用客があった。
 しかし新型コロナウイルスの影響で施設が閉館したため休みを余儀なくされ、今月2日にようやく再開した。席数を半減させるなど、ソーシャルディスタンスに配慮したほか、人がレジに集中しないよう、入口で注文票に記入してから順にレジに向かうシステムに変更した。十分な対策をしたものの、館内で各種講座などがないこと、常連である近隣の高齢者らに再開が知られていないことなどから、客足が伸びず、1桁の利用が続いているという。
 現在は単品の食事を提供しているが、現状を打破しようとコーヒーのテークアウトを始めたり、常連に人気のそうめんが付いたモーニングサービスを用意、冷やし中華もメニューに加えた。客足が戻れば日替わりランチの復活も考えるという。
 食事後はマスク入れとして持ち帰ることもできる、スタッフ手作りの紙製マスク置きも設置。責任者の荒木登喜子さんは「万全の対策をしているので、ぜひお寄りください」と来店を呼び掛ける。
 営業は午前9時~午後2時。
(田中博子)

席数を半分に減らした店内で利用を呼び掛ける荒木さん=路面電車で
席数を半分に減らした店内で利用を呼び掛ける荒木さん=路面電車で

カテゴリー:社会・経済

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