田原市のインスタがウェブメディアで好評価

　撮影した写真などを加工して、投稿・共有するインターネット上のサービス「Ｉｎｓｔａｇｒａｍ（インスタグラム）」で、田原市が投稿している公式アカウントが、あるネット上の記事（ウェブメディア）で好評価されている。
　ソーシャルメディアのコンサルティングなどを手掛ける民間企業（東京都）がまとめた記事で、５０００～９９９９人の登録閲覧者数を持つ企業アカウントを対象に、インスタグラムの動態や分析などを調査する専用の仕組みを利用して、利用者が好意的な見方を与える「いいね！」率の平均や投稿数、登録者数などを紹介、ランク付けしている。
　記事では、田原市の「いいね！」率の平均はランキングで４位。人気のテレビドラマやアニメなどの媒体が上位を占める中、同市に関して「異彩を放っている」とし、実際の投稿画面を引用して「親しみやすい文章」や、コメント欄で利用者の画像リクエストに応えたり、コメントに返信をしたりするなど、「積極的にコミュニケーションを取る姿勢がある」などと評価している。
　記事について、同市広報秘書課は「市の魅力が伝わっていればうれしい」とコメントしている。
　インスタグラムは、国内外の若者や芸能人らの流行とされていて、ブランドイメージの発信などとして導入している大手企業も増えている。
　公式ブログの発表によると、今や世界で約６億人が利用している。特筆すべきは利用数の成長速度で２０１４（平成26）年時点では３億人、16年６月には５億人、昨年末に６億人を突破したと言われている。
（千葉敬也）