豊橋市が洪水ハザードマップの解説動画作る

ＤＶＤ貸し出しとＨＰで閲覧可能

　豊橋市は、洪水ハザードマップを解説する動画を作った。マップはすでに豊川（とよがわ）、豊川放水路、柳生川流域の６万世帯に配布しているが、水害から命を守る３ポイントを伝える。市のホームページ＝ＱＲコード＝で視聴できるほか、ＤＶＤを貸し出している。
　動画は３分36秒で、タイトルは「洪水からいのちを守るために」。ポイントとして、自宅周辺の危険を知る▽危険な場所から事前に避難する▽正確な情報を素早く入手する－の３点を映像やイラスト図などを盛り込んで伝えている。家族などであらかじめ避難、集合場所を決めておくことや、警戒レベルに応じて近くの高い場所へ避難することを呼び掛ける。
　市河川課は「新型コロナウイルスの影響で集いの場が設けられないため、動画で伝えようと作った。水害だけでなく他の自然災害への備えにもなります」と話している。
【安藤聡】