ほのくに都市伝説

蒲郡竹島上空にＵＦＯ

　先日、米国防総省がＵＦＯ（未確認飛行物体）とされる映像を公開し話題となったが、東三河でもＵＦＯ目撃談が後を絶たない。最近では蒲郡市の竹島付近の上空に出現し、有名な月刊オカルト雑誌でも特集された。

　月刊誌「ムー」の昨年１月号によると、ＵＦＯが出現したのは２０１８年８月13日の午後２時半ごろ。三河湾や竹島を景観とする蒲郡クラシックホテルの２階バルコニーで撮影した写真には、真夏の空にリング状で半透明の物体が浮遊している。撮影者によると、しばらく浮いていた物体は太陽光を反射しながらゆっくりと北へ移動し、３時前には見えなくなったという。
　大きさは２㍍ほどで、浮いていた高さは地上約60㍍。記事では専門家に画像と動画の解析を依頼した結果を踏まえ、加工処理はないと解説。ＵＦＯ出現の条件とされる海や送電線、古代遺跡が近くにあることから、異空間から登場したＵＦＯでは、と考察している。
　東三河でも有数のパワースポットとされる竹島付近では、ＵＦＯや発光物体といった超常現象の目撃情報が多い。海辺に立つ女性の足が、海面から出た手につかまれた心霊写真も出回った。
　17年９月には、地元出身の歌手しがせいこさんが竹島を背にリハーサルをしていた際、撮影された写真に三つの黒い物体が映り込み、しがさんがＳＮＳに「ＵＦＯみたいなの飛んでない？？」とつぶやいた。
　結局、専門家の見解は野鳥だったようだが、しがさんは東愛知新聞の取材に「竹島は景観的にも神秘的で、宇宙人も観光に来ていると思うと夢がある。私も竹島でＵＦＯや宇宙人と遭遇したい。宇宙でも有名な蒲郡だったらうれしい」と話している。
【由本裕貴】