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豪州の学校と御津高がオンライン交流

オーストラリアの生徒と会話する生徒たち=御津高校で
オーストラリアの生徒と会話する生徒たち=御津高校で
画面に映し出されたウィンダム校の生徒ら=同
画面に映し出されたウィンダム校の生徒ら=同

 国際交流に力を入れる豊川市の県立御津高校(寺田安孝校長)で、オーストラリアの学校とのオンライン交流が行われている。29日も生徒4人が画面を通じ、太平洋の向こう約7000㌔離れた同世代の生徒と会話した。
 交流にはビデオ通話ツール「スカイプ」を利用。与儀ゆかりさん(17)、浅井ひなたさん(17)、加藤優湖さん(17)、竹森未来夏(あすか)さん(18)が、時差1時間のオーストラリア・メルボルン市にある「ウィンダム・セントラル・セカンダリー・カレッジ」のリー・リー君(17)、べヴィアン・サラボさん(17)、ベウラさん(18)の3人と約30分間言葉を交わした。
 テーマは最近の授業でも学んだ「先入観と固定概念」。両校の生徒らは用意していた質問を、御津高校の4人は英語で、ウィンダム校の3人は日本語で投げ掛けた。「日本の両親は厳しいですか」「日本人は働きすぎますか」「納豆はみんな好きですか」などの質問に、与儀さんらは「固定概念は知らないから生まれる」「何事も信じずに情報を集めて、現地の人とコミュニケーションを取ることが大切だと思った」と振り返った。
 以前から交流があるウィンダム校とは昨年10月に姉妹校提携を結び、同年に与儀さんら4人を含む生徒有志がメルボルンに約2週間滞在した。今年9月にウィンダム校の生徒が来日して交流する予定だったが、新型コロナウイルス感染症で中止となり、代わりにオンライン交流を始めた。
 今後も週1回の頻度で交流を続け、寺田校長も「予定していた来日交流に近い形で企画していきたい」と話している。
【由本裕貴】

 国際交流に力を入れる豊川市の県立御津高校(寺田安孝校長)で、オーストラリアの学校とのオンライン交流が行われている。29日も生徒4人が画面を通じ、太平洋の向こう約7000㌔離れた同世代の生徒と会話した。
 交流にはビデオ通話ツール「スカイプ」を利用。与儀ゆかりさん(17)、浅井ひなたさん(17)、加藤優湖さん(17)、竹森未来夏(あすか)さん(18)が、時差1時間のオーストラリア・メルボルン市にある「ウィンダム・セントラル・セカンダリー・カレッジ」のリー・リー君(17)、べヴィアン・サラボさん(17)、ベウラさん(18)の3人と約30分間言葉を交わした。
 テーマは最近の授業でも学んだ「先入観と固定概念」。両校の生徒らは用意していた質問を、御津高校の4人は英語で、ウィンダム校の3人は日本語で投げ掛けた。「日本の両親は厳しいですか」「日本人は働きすぎますか」「納豆はみんな好きですか」などの質問に、与儀さんらは「固定概念は知らないから生まれる」「何事も信じずに情報を集めて、現地の人とコミュニケーションを取ることが大切だと思った」と振り返った。
 以前から交流があるウィンダム校とは昨年10月に姉妹校提携を結び、同年に与儀さんら4人を含む生徒有志がメルボルンに約2週間滞在した。今年9月にウィンダム校の生徒が来日して交流する予定だったが、新型コロナウイルス感染症で中止となり、代わりにオンライン交流を始めた。
 今後も週1回の頻度で交流を続け、寺田校長も「予定していた来日交流に近い形で企画していきたい」と話している。
【由本裕貴】

オーストラリアの生徒と会話する生徒たち=御津高校で
オーストラリアの生徒と会話する生徒たち=御津高校で
画面に映し出されたウィンダム校の生徒ら=同
画面に映し出されたウィンダム校の生徒ら=同

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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