東三河ブロック決勝進出の2校へカツ丼寄贈

　１日に予定されている「愛知県高等学校野球大会」の東三河ブロック決勝（５回戦）を前に7月31日、激突する豊橋中央と桜丘の両校選手に対し、カツ丼が振る舞われた。ＬＰガス販売や建設などを手掛ける「オーテック」グループ（豊橋市神野新田町、彦坂彰一社長）と、「中部シーリング印刷」（同市西小池町、鈴木正社長）が、飲食店「かつさと」などを展開する「ヴィレッジフーズ」（田原市田原町晩田、太田繁芳社長）と共同で計１２０食をプレゼントした。
　まず午前11時半、豊橋市南牛川の桜丘野球部グラウンドに、中部シーリングの鈴木社長とヴィレッジフーズ営業管理部の本多孝充部長が訪れ、カツ丼を届けた。
　鈴木社長は「３社で両校を応援しようと思い立ちました。健闘を祈っています」と選手たちを激励した。
　グラウンドでは３年生24人が集合。藤野翔多主将は「しっかりと勝ち切れるように頑張ります」とお礼の言葉を述べて、チームメイトと一緒に食べ切った。
　杉澤哲監督は「東三河の会社が、豊橋同士の対決のために関心を持ってくれたのは大変ありがたい。高校野球で地域が一つになっていると感じます」と話した。
　一方、豊橋中央には午後４時過ぎにカツ丼が届いた。野球部員たちが集まり、鈴木正社長とヴィレッジフーズの榊原正高専務が「頑張ってください」と激励し、中川拓真主将が「明日の試合も精いっぱい頑張りますので応援よろしくお願いします」と感謝の言葉を述べた。
　選手たちは笑顔を見せながら、おいしそうに食べた。萩本将光監督は「いい試合ができたらいいと思います」と話し「勝って、かつさとでカツ丼食べたいです」と話した。
【安藤聡、林大二朗】

きょう岡崎で豊橋中央と桜丘激突

　「夏季愛知県高等学校野球大会」は１日、岡崎市民球場の第４試合で、豊橋中央－桜丘が対戦する。プロ注目で、主将の中川拓真捕手（３年）が引っ張る強打の豊橋中央と、今大会好投を続けている小久保颯真投手（３年）を中心とする桜丘が、同じ豊橋の私学強豪のプライドを懸けて激突する。
【由本裕貴】