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ヘルメット着用について話し合った会議=豊橋市役所で
ヘルメット着用について話し合った会議=豊橋市役所で

高校生のヘルメット着用について意見交換

 豊橋市役所で8日、「高校生自転車ヘルメット着用モニター全体会議」が開かれた。市は着用率を調べていないが、安全面から登下校時にかぶってもらおうと応募した生徒をモニターに任命した。会議は31人が参加、「かぶりたくなるヘルメット」について意見交換した。
 昨年4月「自転車の快適で安全な利用の推進に関する市条例」が施行された。10月から自転車損害賠償保険などの加入義務化、努力目標としてヘルメットで命を守ることなどを定めた。
 市は条例制定前からヘルメット購入補助金(上限2000円)を設けて着用するよう促している。ただ、申請した高校生は2016年度は1人(全体603人)、17年度1人(同596人)、18年度0人(同654人)、19年度5人(同1523人)と、過去4年間でほとんど申請がなかった。そこで高校生モニターを募集し、市内8校の55人を任命。通学時にヘルメットをかぶって通学してもらった。
 会議ではグループに分かれてヘルメットについて意見交換した。生徒からは「暑さや重さが気になる」「軽くするなど改良が必要」「ファッション性と機能性をあげて、ファッショナブルなデザインが良い」といった声が上がった。
 警察庁がまとめた19年中の交通事故の発生状況で、自転車乗車中の死傷者数は、年代別では10~19歳が2万280人で全体の26%と最も高かった。
 市安全生活課によると過去5年間、県内であった自転車が当事者になった交通死亡事故死者のうち、7割が頭部を打ったことによるものだったという。「頭にけがをしやすいことも考え、ヘルメットが命を守るためには大切なものだと認識してもらうことが必要だ。条例の周知とともに啓発に努めたい」と話している。
 今後は着用率の調査もするという。
【安藤聡】

高校生のヘルメット着用について意見交換

 豊橋市役所で8日、「高校生自転車ヘルメット着用モニター全体会議」が開かれた。市は着用率を調べていないが、安全面から登下校時にかぶってもらおうと応募した生徒をモニターに任命した。会議は31人が参加、「かぶりたくなるヘルメット」について意見交換した。
 昨年4月「自転車の快適で安全な利用の推進に関する市条例」が施行された。10月から自転車損害賠償保険などの加入義務化、努力目標としてヘルメットで命を守ることなどを定めた。
 市は条例制定前からヘルメット購入補助金(上限2000円)を設けて着用するよう促している。ただ、申請した高校生は2016年度は1人(全体603人)、17年度1人(同596人)、18年度0人(同654人)、19年度5人(同1523人)と、過去4年間でほとんど申請がなかった。そこで高校生モニターを募集し、市内8校の55人を任命。通学時にヘルメットをかぶって通学してもらった。
 会議ではグループに分かれてヘルメットについて意見交換した。生徒からは「暑さや重さが気になる」「軽くするなど改良が必要」「ファッション性と機能性をあげて、ファッショナブルなデザインが良い」といった声が上がった。
 警察庁がまとめた19年中の交通事故の発生状況で、自転車乗車中の死傷者数は、年代別では10~19歳が2万280人で全体の26%と最も高かった。
 市安全生活課によると過去5年間、県内であった自転車が当事者になった交通死亡事故死者のうち、7割が頭部を打ったことによるものだったという。「頭にけがをしやすいことも考え、ヘルメットが命を守るためには大切なものだと認識してもらうことが必要だ。条例の周知とともに啓発に努めたい」と話している。
 今後は着用率の調査もするという。
【安藤聡】

ヘルメット着用について話し合った会議=豊橋市役所で
ヘルメット着用について話し合った会議=豊橋市役所で

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